2018-09-02

プー子、フィンランドの森と湖

こんにちは、プー子です!

もう9月になってしまったけど、
この夏のフィンランド旅行のことを書きまーす。


ヘルシンキを出て、プー子たちは電車でトゥルクに向かった。
ヘルシンキの駅にあった「ヘスバーガー」でテイクアウトして
電車の中で、食べた。
ヘスバーガーというのはフィンランドのバーガーチェーンです。
プー子は、ライ麦パンにポークフィレを挟んであるハンバーガーを食べた。
黒いライ麦パンでバーガーを作るなんて、さすがフィンランド。
ハンバーガーの中には、なぜかコロッケ?も挟まっていて、斬新で、美味しかった。


トゥルクというのは、フィンランドの昔の首都です。
今は、フィンランド第3の都市です。
この街は、海を渡るとすぐスウェーデン。
ちなみに街の名前は、フィンランド語でトゥルク、スウェーデン語でオアポです。
全然ちがう!


トゥルクに行った主な目的は、
人間たちお客さんがムーミンワールドに行きたがったからです。
トゥルクからそう遠くない場所にムーミン谷を模したテーマパークがあって
人間たちはそれを見たかったらしい。

でもプー子旅行エージェンシーでは
代表取り締まった役のプー子も、事務局長のお兄ちゃんも、
ムーミンに興味がないので、人間たちにはガイドなしで行ってもらいました。

その間、プー族は、ホテルのサウナ&プールでまったり。
フィンランドのホテルには、サウナが付き物なんじゃなあ
そういえば、ヘルシンキで滞在したアパートにも、
地下にアパート専用サウナ&プールが付いていた。

プー子はサウナに入って、デトックス!

旅行中は毎日歩いているし、慣れないことの連続だから、
こうやってサウナに入って身も心もスッキリするのは大切なことなのでーす。
サウナって、静かだから、落ち着くわあ

フィンランドのサウナに入ると、ストーブの上に熱い石が置いてある。そこに水をかけて、水蒸気をジャンジャン出すのがフィンランド流。そうするとただ単に熱いだけじゃなくて、湿気がひろがるので、サウナ特有の呼吸しづらい感じがない。むしろ、なんだかとっても、気持ちいいーのです。


トゥルクに2泊したあとは、レンタカーを借りて、ユヴァスキュラへ!
ユヴァスキュラは、フィンランド内陸にある街です。
トゥルクから車でまっすぐ行くと、4時間弱。
途中タンペレというフィンランド第2の都市に立ち寄って(ここでもムーミン!)
「からたちの花」を歌った。


フィンランドの道路は、なんというか、とっても眠い!

どこまで行っても、森と湖。
ほかに走っている車も少ない...
制限速度も、50、80、100キロの間でコロコロ変わるので、全然すすまなーい!
高速道路は120キロだけど、トゥルク〜ユヴァスキュラ間には、殆どなかった。
プー族は、お歌を歌って過ごしました。



国道沿いに時々レストランがあるので、そこでお昼休憩。すごく感じのいいログハウスだった。


こんな田舎でも、給仕のおばちゃんはニコニコと英語で話してくれた。プー子は、白身魚のスープとライ麦パンにした。とても美味しかった。



今回の旅で会ったフィンランドの人は全員、観光客を相手にするときでも、嫌な顔をしなかった。プー子たちはきっと、現地の人たちのやり方を知らなくて、モタついていたところもあると思うのだけれど、そんなプー子たちを見ても、郷に行っては郷に従えとは言わずに、ちゃんと聞いてくれて、丁寧に説明してくれる。それが、こんな田舎まで浸透しているなんて!なんて心地よいこと!(しかめっつら文化のフランスの皆さん、見習って!)



そうして到着したユヴァスキュラ...
プー子たちは、ユヴァスキュラ近郊の小屋に泊まった。ここで3泊。

目の前は湖。100キロほど続く巨大な湖で、水がとーっても綺麗だった。
ヘルシンキの人たちは、ここの湖の水を飲んでいるらしい。
なんでも、フィンランドでは、水道水のほうが売っている水より美味しいんだそうだ。



静かな朝

湖の水の音が聞こえまーす
平穏そのもの
この湖をずっとずっと南に行けばラフティまで行けちゃうのだ。


お家の周りには、白樺と赤松。この白樺の葉っぱが、風になびいてサラサラと言うのが気持ちいい!


「白樺の夏の雨に プーちゃんの目が濡れる
白樺の夏の雨に プー子ちゃんの心が濡れる」byお兄ちゃん
家の前には湖に向かって桟橋がかかっていて、そこから湖に入れるようになっている。

サウナ小屋で温まるのと、湖で泳ぐのを交互に繰り返すのが、本格サウナの醍醐味!

去年もこれをしたけれど、去年のところは周りを木に囲まれた池だったので、湖の方がお日様にあたって水温が高くて入りやすかった。

お庭にスグリの実がなっていた。リンゴンベリー(ツルコケモモ)もいっぱい。ちょっと離れたところにはブルーベリーもあった。全部食べた。

プー子は、毎日ここで暮らしたい。
ほかにどこにも行きたくなくなる幸せ...







とはいいつつも、3日目には少し観光した。

こちらはペタヤヴェシの古い教会。世界遺産だそうでーす。なんでも18世紀ぐらいに建った教会で、スウェーデン文化ともロシア文化とも異なっていて、ウンタラカンタラなのだそうです。詳しくはウィキペディアでお調べくださーい。


これは教会内部の有名な説教壇。

当時のフィンランドの人たちが想像した「天使」です。







青髭のおじさんが支えている。


古くて分厚い木造で、外に森が見えて、ああ、のどかさの極み。
ユヴァスキュラ近くには、アルヴァー・アアルトの夏の家もありまーす。去年行ったヘルシンキのアアルトさんちはこちらをご覧くださーい。


アアルトさんの夏の家は森の私有地の中にあった。ヘルシンキのアアルトさんちの方が、長居しやすかった。




ユヴァスキュラ最終日は、みんなでバーベキュー
水遊びをして、バーベキューをして、いかにも夏です!



ユヴァスキュラを離れる日。
この日は少し曇っていた。

それでもプー子はわかる。
きっとこの場所は、晴れていても、雨でも、秋でも冬でも春でも、どんな日でも、きっととても美しいに違いない。本当に、いいところだった。去年行った森もいいところだった。フィンランド万歳。





さてさて、ユヴァスキュラからヘルシンキまでは、車で3時間ぐらい。
レンタカーを乗り捨てて、最後のヘルシンキ滞在!




森は素敵だったけど、ヘルシンキも素敵!海がキラキラ。プー族もキラキラ。


フィンランドは、どこもかしこも素敵なところ。きっとまた来るからね!

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