2018-02-25

ボク、ストラスブール市に怒る

こんにちは、ボクです。
こないだ、柳の木の枝が切られたことを書いた。

そのあと、ボクは、桜の木の枝も切られているのをみつけた。
この時期に、桜の木の枝を切るなんて、信じられない!
それから、名前は知らないけど、一番に咲く小さい花の木も切られていた。
トラムの横に植えられている街路樹で、毎年、まだ寒い時期から花をつけていたのに。

どちらもいたずらで切られているんじゃなくて
安全とか景観とか京都らしい景観とかを守る目的で切られたようだ。
桜の木は、幹だけになってしまった。
小さい花の木は、根っこだけ残っている。

なんてこった!
ストラスブール市はバカなのか!

春先に咲く花が、人生にとってどれほど大切なものか
わかっていないようだ。
キラキラ柳の葉っぱがきらめき、薄緑に色づいて、
マグノリアの蕾がふくらんで、水ぬるむ
寒い風が吹くたびに桜の花の心配をする
草もちを食べて、桜餅を食べる
それが早春ってえもんじゃあないか

もしかしたらストラスブール市には
冬将軍率いる早春反対運動なるものがあるのかもしれない。
ボクは、負けないぞ!




我が家にやってきた
多肉植物
君たちは、ボクが守るからね!

2018-02-21

ボクと柳の枝

こんばんは ボクです。
まだまだ寒いですが
今年の2月は、アルザスにしては珍しく、晴れ続きです。

最低気温は相変わらず0度以下だけど
日向は暖かいし、日は確実に伸びているので
ボクは春の訪れを感じています。

今の時期は、柳の芽を見るのが好き
枝が遠目に見ると黄緑になっていて
近づいてみると、キラキラしている
もうすぐ葉っぱが出るんだと思う

柳の葉っぱが出揃ったら、もう本格的に早春だ。
ボクは毎週、マルシェの近くの柳の芽を観察されている。
だんだん黄緑が目立つようになってきた。


ところが今日!
ストラスブール市は、柳の枝を切りはじめた!



ボクはずいぶん抗議なさったのだけど
枝を切るおじさんたちは、いたいけなボクの小さなお声には耳を貸さなかった。

ひどいやい ひどいやい

柳は、せっかくこれから芽吹こうとしているのに ひどいやい

2018-02-17

ボク、フィギュアスケート評論家になる

こんばんは、ボクです。

皆さんもご存知のように、いま、平昌オリンピックの真っ最中です。
早いもので、ボクがフランスで見る冬季五輪はこれが3大会目。
2010年のバンクーバーオリンピックの頃は、おうちにテレビがあったので、真夜中に起きだして、浅田真央とキムヨナの試合を見たのだった。
2014年のソチ大会では、ボクの期待が選手にうつってしまって、大変だった。


さてボクは、今回の平昌大会でも、フィギュアスケートをご覧になっている。
昨日と今日は朝5時に起きて、男子シングルの試合を見た。
羽生くんが勝った。同じ日に、将棋の羽生さんが藤井くんに負けたので、今日は、「羽生」が勝って負けたということになる。ボクの応援していたネイサン・チェンは、ショートは残念だったけど、フリーは素晴らしかった。
まあ、羽生くんが勝つのは予想通りだった。
宇野くんが2番になるのも、予想通りだった。


ということで、ジャネット・リンの時代からの熱心なフィギュアウォッチャーであるボクが、残りのフィギュア種目、アイスダンスと女子シングルについて、予想してみるよ!


ボクの長年の勘からして、アイスダンスは、勝つのは二人組だとおもう。
メダル獲得のカギは、音楽表現を豊かにして、エッジワークを深くして、ツイズルの息をぴったり合わせることだ。それを一番うまくこなせたペアが、勝つと予想する。

ボクが応援しているのは、アメリカのシブタニペアと、カナダのヴァーチュ&モイア組だけど、あんまり言って、本人たちに知られて妙な緊張をさせてはいけないから、これ以上言わない。金メダルはたぶん、北米選手か、ヨーロッパ選手だと思う。


女子シングルは、予想が本当に難しいけれど、金メダルを取るのは女の人だと思う。
メダル獲得のカギは、ノーミスです。ミスをしても、最小限に抑えることです。そしていかに加点を稼げるかということです。それをクリアできた人が、優勝するでしょう。熾烈な戦いになるでしょう。

正直に言うと、ボクは今でも、このオリンピックに、ワッカバちゃんに出てほしかった。ワッカバちゃんの007をオリンピックで見たかった。これはとても残念。
ボクが応援するもう一人は、ロシアのソツコワ。ソツコワは上品で妖精みたいに綺麗で、ボクはとても好きだ。でもロシアはあとの二人がえらく強いので、ソツコワはロシアの3番手として点数が抑えられるかもしれない。

フィギュアスケートは、採点基準がめちゃくちゃだから、滑る前からだいたい見込み点が決まっているんだ。


2018-02-04

プーロフェッショナル プーの流儀


2018年2月早朝、フランス、ストラスブール

「ボクはね、春を待ってるんです。
今年の1月は暖かくて、メルルが歌い出したから
もう春かと思ったんですけど、
2月になったらまた寒くなっちゃって...」

そういってプーはまた布団にくるまった。
「もう目は覚めちゃってるんですけど、
ボクはまだ暖かいお布団の中にいますよ」













文豪プー
数々の名作を生み出してきた、稀代の文豪
著作は、世界各国の言葉に訳され、読まれている。


「ボクはね、夜、目を閉じてしばらくすると
いろんなお話が浮かんでくるんですね、
えっ、ボクのインスピレーション? そうかもしれないですね。
まあ起きたら、大体内容は忘れているんですけど。」


プーには、譲れないことがある。

「ボクは、気が向くことしかしません。
やらなきゃいけないように思えることでも、
明日になったら忘れているかもしれないし
もうやらなくてもよくなってるかもしれない
他の人がやってくれているかもしれない。
できるだけ努力を避ける。
おいしいところだけもらう。
面倒臭いことは他人に押し付ける。
ラクをしてお菓子を食べて、
季節の移ろいを愛でる。
それが、ボクが仕事をする上での流儀というか
ボクがボクである理由って、ええ、そうかもしれませんね。
毎日ハッピーでいるのが大事なんです」


プロフェッショナルとは