2016-12-29

ボク、耳の手術を受けられる

みなさん、こんにちは、ボクです。





ボクは今、洋行帰りで日本にいます。
洋行帰りですので、見ること聞くことがとても新鮮です。





一時帰国の恒例。
日本に帰ったら、毎回、落語に行きます。

しかもほぼ毎回、ざこばが出ています。そういうわけで日本でなかなか会えないお友達もいるのに、ざこばは、毎回、見ています。


ボクはフランスで最近、米朝落語を聞いて、いとこい漫才を聞いていたので、日本で生の落語が聞けて嬉しうございます。





それからボクは、日本で耳の裏の手術を受けました。
まず、プー族専用テーラーに行って、ボクの耳に似合う色の生地を選びました。
それからプー族専用病院に行って、ボクは手術を受けられました。
全身麻酔でした。ボクはもう全身麻酔を伴う手術は何回も受けたことがあるのですが、毎回やっぱりちょっと怖いです。目が覚めると、心配そうなプー子ちゃんの顔が見えました。手術は成功でした。ボクの耳は、今、とても綺麗な茶色です。新しい耳の写真は、また次回。


昨日は、術後の回復のために、出町柳のふたばに行って、豆餅を食べました。それから湯治をしました。行きたかった温泉は定休日だったので、別の温泉に行きました。人間用の露天風呂は、まあまあだったそうですが、プー族用の男風呂は広くて、ボクはゆっくりお湯をたのしみました。雨とも雪ともつかないものがお湯ににじんで、椿の花が少し咲いていました。


帰りにおばあちゃんのお家に寄りました。
豆餅を渡すだけだったので、ちょっとだけだったけど、おじいちゃんとおばあちゃんに会えて、ボクは嬉しかったです。これから年末にかけて、ボクは、いい子ですから、お部屋をお掃除します。いい子ですから。みなさん、よいお年を。


2016-12-18

ボクと今年のマルシェドノエル

こんにちは、ボクです。





毎日霧の、ストラスブール。


ブリュッセルよりうんと寒くて、最近は最高気温が1度とか2度とかです。










今年のマルシェドノエルも
多くの人出が予想されていましたが、
ボクは、まだヒトデを見ていません。

ストラスブールのマルシェドノエルはとても有名で
ヨオロッパ中から人が集まっています。
日本人はちょっと少ないけど、中国人はとてもよく見かける。



ストラスブールの、2016年のマルシェドノエルをご紹介しましょう。






クレベール広場に立っている、フランスで一番大きいクリスマスツリー。


だけど、本当かなあ。どうやって測ったんだろう。何人の人が肩車をしたのかなあ。











そしてこちらが、毎回お化けのような、大聖堂。何回見ても、びっくりする大きさです。


この大聖堂の前の道に、ボクたちの大好きなお菓子屋さん、クリスチャンがある。今年のブッシュドノエルも、クリスチャンのブッシュドノエルでした。



大聖堂の前にはこういう小屋が建っていて、クリスマス用品やホットワインが買えます。


ボクは、シュトーレンを買ってもらいました。おいしいシュトーレンだった。ボクは少しずつ食べて、毎日の楽しみにしていたのに、ブリュッセルに行っているあいだにピエールおじさんが全部食べてしまった。

ひどい!!




ストラスブールのマルシェドノエルのいいところは、中心街のあちこちに、こういう小屋が建っていて、どこに行ってもマルシェが続いている感じがすることだ。

ボルドーやトゥールーズでは、街のごく一部だけにマルシェがあった。
おかげでストラスブールはちょっと、暖かい感じがする。

とはいえ厳戒態勢は続いている。マルシェドノエルの始まる少し前に、ストラスブールではテロの計画をしていた人たちが捕まったらしい。それでマルシェも、予定通り開催するかどうか、もめたそうだ。結局、今年も時期を短縮して開催することになった。

ストラスブールの中心街は島(伊勢志摩じゃないよ)になっているので、中心街へ行く橋はすべて車は通行禁止で、警官がうようよいる。観光客でも、カバンの中身を見せて、ときにはコートの中まで見せなきゃいけない。ボクは少し面倒臭いなあと思うし、とくにこういう警官とか兵士は、こっちは何も悪いことをしていなくても、見るのを憚られる連中なので、居心地がよくないとお感じになるけれども、一方では、そこまでしてくれるとちょっと安心だなあ、という気がする。






明日から日本です。
ボクは、おいしいマドレーヌをお土産にもって帰ろうと思っていたのだけど、マドレーヌやさんは長蛇の列で、人間がお店の外までずっと並んでいて、全然列が動かなかったので、諦めた。人間は意地悪で、ボクに横入りをさせてくれなかった。

けれどもマドレーヌを持って帰ろうと思ったボクの真心は本物で、ボクはお優しいので、日本に帰ったら、マドレーヌのお礼に、おいしい日本のお菓子がもらえたらいいなと思う。

2016-12-14

プー子たち、ブリュッセルに行く

こんばんは
先週末、プー子たちは、ブリュッセルに行った。





ブリュッセルはストラスブールより北だけど、海に近いので、ストラスブールより暖かかった。












グランプラスの
巨大クリスマスツリー


























ベルギーは、フランス語圏とフランドル語圏とドイツ語圏があって、
ブリュッセルはフランス語圏だ。
だからフランス語が通じるし、町の人も普通にフランス語をしゃべっている。
そういうわけで、ブリュッセルなんて、ほとんどフランスだろうと思っていた。




ところがどっこい
どこがどうとはいえないけど、街並みとか、色々と、違うもんだ。


繊細なプー子は、フランスにいるのとはどこか違う、ちょっとした緊張感も感じた。陸続きでやってきたのに、言葉は通じるのに、どことなく外国な感じ。ヨーロッパって、こういうところなんだなあ、と改めて思った。






この旅の目的は、ベルギーのワッフルを食べることだ。
ベルギーといえばワッフル!


なんでも事前調査によると、ベルギーには二種類のワッフルがあるらしい。
ひとつは、リエージュワッフル。これは、マネケンのワッフルみたいな感じ。
もうひとつは、ブリュッセルワッフル。長方形で、軽い食感らしい。
上にフルーツやクリームをかけて食べるタイプ。

どちらも食べなければ! 


というわけでプー子たちは
数々の至難を乗り越えてワッフル屋さんに行った、のであーる。

まずは、ブリュッセルに敬意を払って、ブリュッセルワッフルから食べた。
町で評判の、とあるワッフル屋に行って食べた。
トッピングは迷ったけど、ワッフルの味がわかりやすいように、シンプルに粉砂糖だけで食べた。お店で出来立てをテイクアウトして、いざ、実食!(写真を撮るのを忘れた)

一口食べて見ると、本当に軽い!
想像以上に軽い口当たり!
ここまで軽いとは...  
おぬし、もしや...

もなか?

そうだ、もなかの皮に、ちょっとだけ小麦粉を増やした感じだ。
したがって味は、ほとんど、粉砂糖の味...
これが、ブリュッセルの 評判ワッフル ...?

こりゃ豪華なトッピングが必要なのも納得だ。
でも、トッピングをすると、そもそもあってないようなワッフル自体の味は完全にかき消されるだろう。ああ、まさに最中の皮... 最中も、皮だけでは食べないもんね。

プー子、ブリュッセルワッフルはちょっと苦手かもしれない。
ちなみにこのブリュッセルワッフルは、最中の皮のくせに2.9ユーロした。そしてこの2.9を、お店の人は、Deux euros nonanteと言った。フランスでは、90は、4かける20たす10という。ベルギーでは、同じフランス語だけど、90という言葉があるのだ。ふーん。



そこで、気を取り直して、もうひとつ別の評判のワッフル屋さんで、今度は、リエージュワッフル!
こちらは生地自体に蜜が塗り込んである。
プレーン味にしようかと思ったけど、またハズレをひきたくなかったので、りんごを練りこんだタタン味にした。出来立て熱々。

いい香りがぷーん
ああ、たまりません。では、実食!(こっちも写真忘れました)

一口食べて、うーん、おいしい!
おいしい! けど... この味は...

マネケン?

大阪駅のマネケンと、ほぼ同じレベルで美味しかった。
もしかしたらマネケンの方がちょっと上かも。

あれれ。
リエージュワッフルは、ブリュッセルワッフルよりプー子のお口にあっていたけど...
マネケンって日本にあるくせにベルギーとほぼ同じレベルの味のワッフルを作っていたんだ。実はとってもレベルが高かったんだ、と学びました。
日本に帰って、マネケン食べよっと。







ここからは、グランプラス360度パノラマ。
まずは市役所(とお兄ちゃん)


市役所向かいの王の家 (とお兄ちゃん)



市役所向かって左手(とお兄ちゃん)


 市役所向かって右手(とお兄ちゃん)




帰ってきて、ストラスブールは、やっぱり寒い!