2012-06-23

プー子旅行エージェンシー 初夏のイングランドを行く

日本からオバサンがきて
イングランドを旅行したいというので
プー子旅行エージェンシーは、企画を受け持った。
 名付けて、初夏のイングランド、バラとラベンダーの旅。
ご日程は、6月13日から20日ぐらい。
プー子は、添乗員として参加した。

以下、駆け足で旅行を振り返ります。

ある夜は、ロンドンのホットスポット
sketchというカフェに行きました。
カフェのなかでも部屋がテーマ別に別れていて、内装がすごく凝ってる。
ここはトイレです。テーマは、宇宙船。

こちらはエセル卿です。 
彼は、14世紀?ぐらいからイギリスに帰っていない イギリス人なので
感激にうちひしがれていました。
でも 感激しすぎて
「うさぎ 追いし かの山  こぶな 釣りし かの川」
と、歌いだしたので、
プー子はふと、この人は本当にイギリス人かと疑った。
大英博物館にもご案内。
パーシヴァル・デービッドコレクションという
中国陶磁のコレクションが美しかったです。

 お約束のアビーロード
ここでおばさんが、ポール がどうのと仰ってたけど
ポールって何。パン屋のことかしらん。
プー子は添乗員だけど、お客さん(おばさん)の写真を撮らずに
お客さんに写真を撮ってもらった。可愛いから、仕方ない。

リージェンツパークのバラ園にも連れていった。
6月、バラの綺麗な季節です

 絵に描いたような、イングリッシュ・ガーデン
このツアーは、プー子の行きたいところに行きます。

全部バラです。
プー子のためのバラもあった。
プリンセス・プー子


アフタヌーンティーもした。
お菓子は、別腹です。

ロンドンからやや西へ。
オックスフォード大学にもご案内。
ここは図書館です。
 お兄ちゃんと、ホルデーンごっこ
オバサンを待たせても、おかまいなし。
 
なんでもここは、お兄ちゃんの母校らしい。
そしたら、エセル卿も母校だと言い出した。
どっちも、アヤシイと、プー子は思う。
あんまり言い過ぎると、サッチーだかミッチーだか騒動になるから
ここは妹として、もみ消しておこうと思う。

それにしても、これが大学なんです。シンジラレナイ
ハリーポッターの映画のロケ地にもなったそうで
おおきな食堂もあった。


そこからさらに西へ、グロスターの大聖堂にもご案内。
お兄ちゃんはここでもハリーポッターの撮影をしたらしい。 
マナーホテルという、かつての荘園を改築したホテルにご宿泊(プー子が)。

そこからさらに田舎のコッツウォルズ地方へ。
今回は本当に小さい村の小さいB&Bに泊まった。
敷地内には、羊と馬が沢山いた。
鳥の声が絶えず聞こえていた。
羊は本当に、「めー」と言って、鳴いていた。
どこかから妖精が出てきそう、
シェイクスピアの森みたい。
お天気には、比較的、恵まれていた。
南フランスより10度ほど低くて、
暖房が必要なときもあったけど、
全体的には、暑すぎず、寒すぎず。
朝方が本当に綺麗、なのですが、
プー子は朝寝坊なので、午前中は自由行動をしてもらう。


これはラベンダー園。
見渡す限りラベンダー、色んな種類が咲いていた。
村に一軒しかないパブで、休憩中。
添乗員をするのは結構たいへんなので
休憩も必要。
お客さんが疲れていなくても、
プー子が疲れていたら、休みます。

コッツウォルズは本当にのんびりしたところ
可愛い村がいっぱいですが
プー子たちが泊まったのはその中でも特に
静かな小さな村。お土産物屋さんも何もなくて
最高の滞在でした。


それからロンドンに帰ったときには、
空気がくさくてビックリした。
エセル卿がすっかり観光客になっていて、
またビックリした。

それでもロンドンというところは、
落ち着いていて、フランスより全然住みやすそうだった。
みんなちゃんと働いているし、親切だった。

今思い返しても、本当にいい旅でした。
安心と信頼のプー子旅行エージェンシーの企画は最高。

お客様の満足はプー子の満足
プー子の満足はお客様の満足
じゃんじゃん

2012-06-06

プー子とお菓子とお花

さてさて、6月です。

先月末のプー子は、カンヌ映画祭があったので、急がしかった。
今月はお兄ちゃんと一緒に、よくロランギャロスに行っている。
そんな忙しいプー族ですが、
合間あいまにトゥールーズに帰ってきては、
初夏を楽しんでいます。

十二月に用う可き花による、6月の花、芍薬。
いい香り。
立てば芍薬、座れば牡丹、
話す姿はマシンガン。

十二月に食べる可きお菓子、6月のお菓子、マカロン
トゥールーズの美味しいお菓子屋さん、
Poussin Bleuと Patisserie Contéの食べ比べ♥
プー子としては、Contéの勝ちでした。

おいしいマカロンには
ヨーロッパの乾燥した空気が 必要だと思う。
というのも、マカロンは、さくっと軽い食感が大切だから。
日本の湿気の多い空気では、重くならざるをえないんじゃないかしらん…

そのかわり日本には、軽さともっちりの間の、
フレンチクルーラーがある。 ポンデリングがある。コヤマロールがある。
こういうのは適材適所、鉄琴木琴で、
その場その場で、おいしいお菓子を食べられればいいのだ。
(ああ、でもコヤマロールが食べたい)

 
 これは、Patte d'Oieのおいしいケーキ屋さん
少し前に、お兄ちゃんとエセル卿がお遣いに行ってくれた。
よく見ると、イチゴムースのひとつだけ
イチゴが足りない…

(ああ、水無月が食べたい)

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あと最近のトゥールーズでは、バラが見頃です。
プー子のために、たくさん咲いている。






やっぱり綺麗だなあ、と思う。
ミカちゃんの先生は、バラがお好きだったらしい。
天国から見ていらっしゃるかしらん


朝が、とくに、綺麗です。





一重のバラ。こういうシンプルなのも、乙女らしい。
どのバラも、とっても美しくて、比べられない。

バラ色(rosé)のワイン