2013-02-24

プー子とサボテンの花

プー子です。
しばらく小春日和が続いていたけど、
今週末は冷え込んで、雪が降っている。
しっかり煮込んだロールキャベツが美味しかった。

プー族は最近チューリップにはまっているので
土曜日、雪が降り出したころ、
プー子はお兄ちゃんと一緒に「サボテンの花」を歌った。

歌詞のなかに
「たえまなく降りそそぐ この雪のように
君を愛せばよかった」
という部分があるから。

ところが土曜日はちらほらしか雪が降らなくて
プー族は窓の外を眺めては、やきもきしながら歌っていた。
「たえ … まなくー ふり、 そ、そー、ぐー」ってぐらいの勢いだった。
こんなことだから、愛が終わってしまうんだわ!
ひゅーひゅーくるくるふわっと 舞う雪には、
北風小僧のカンタロウの方がぴったり来たかもしれない。

そして今日、日曜日、大雪です。
昨日よりずっと大きな雪が、どかどか降っている。
夕方に一回やんだけど、夜からまた降ってきたので、
明日の朝は積もっているかもしれない。
降ったら降ったで、寒いので、困ります。

そしてたぶんこの雪は、今シーズン最後の雪になるだろう。
プー子が「冬の忘れものね」と言ったら、
お兄ちゃんが「冬の最後っ屁だな」と言った。
ものは言い様だと思った。

このー長い冬がー 終わるまーでーに
何かを見つけて、生きよう〜
美味しいドーナツが食べられる日を信じて、生きてゆこう〜


2013-02-18

プー子とブルースカイ

プー子です

週末のトゥールーズは、快晴でした!
雲一つない! クレーン車一つある!


なぜか今シーズンは
週末に晴れることが少なかったから
プー子はとてもうれしかった。

おー ブルースカーイ ブルースカーイ
この空の明るさよー

このまま春になるのかな 
この辺ではよく、クリスマスが暖かいシーズンは、続く復活祭が寒い、という。
ここ数年、だいたいそうなってる。
4月までは油断できないわ。

…油断できないといっても、
でもやっぱり暖かいと嬉しい。 ムフフ ムフフ




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そして最近壊れていたランプが復活した。
当たり前のように突然飛び出て壊れたランプのスイッチ、
当たり前のように買って来たスイッチ部品をとりつけるピエールおじさん。
壊れやすいフランス製品は、日曜大工好きなフランス人に支えられているのかもしれない。

プー族も、当たり前のように、明かりが初めてついたときの北の国からごっこをした。
お兄ちゃんの田中邦衛はだいぶん板について来た。
案外、地でいっているのかもしれない。

田中邦衛は、お兄ちゃんに支えられている?

2013-02-15

プー子と春一番

プー子です。

最近のトゥールーズは暖かいです。
鳥がぺちゃくちゃ、春のようにおしゃべりしている。
プー子はつられて、公園にお散歩に出かけた。

これは春一番に咲く花です。
遠目に見ると、梅と間違える。



去年のはこちら
去年は1月末にこのぐらい咲いていた花が、
今年は2月中旬で上の写真ぐらいなので、
暖かい暖かいといっても、そんなにむちゃくちゃ暖冬というわけでもないのかしらん


 ボケかなあ
お兄ちゃんかなあ
 葉っぱはまだ落ちたままなので、
鳥の巣が一目瞭然です。
 水仙の子が恥ずかしげに顔を出します


水辺にたっても、もう寒くありません





それから14日は、ユウコさんとユウタさんのダンスを観に行った。
いわゆるコンテンポラリーダンスというやつで、
プー子はコンテンポラリーダンスをハラハラドキドキ観た。
日本の若いコンテンポラリーダンスの作品を観る夕べでした。
だけど人が多かったので
プー子が出て行ったらきっと騒ぎになるから、プー子はこっそりVIP席から観た。

だからコンテンポラリーダンスの
写真はありません。残念。







この写真は、堀北真希の動画を食い入るように観るお兄ちゃんです。
お兄ちゃんは、堀北真希のファンです。
プー子は、キンジョウタケシがいいです。若い頃のジュリーにはしびれます。

2013-02-08

ボクと、チーズケーキが食べたくて仕方ない病

こんにちは、ボクです。
2月になって、もう立春も過ぎました。
暦の上ではもう春です。
生け花の生け方も変わります。

トゥールーズは少し暖かくなったあと、また寒くなった。
春はやってきたり遠ざかったりをしばらく繰り返したあと
気づいたらもう居座っているのだ。春はいつも突然やってくる。



ヒヤシンスのにおいが
部屋中に漂っています。





だけど本格的な春はまだまだです。


カメラに近寄りすぎてしまった図











先日、ボクたちは大変重い病気に罹った。
チーズケーキが食べたくて仕方ない病という病気で、
ボクたちは寝ても覚めてもチーズケーキのことしか考えられなかった。
ボクは、このままチーズケーキを食べずに過ごしたら
多かれ少なかれボクたちの幸せな日常が損なわれると確信した。
もしかしたら命の危険もあるかもしれない。
いやきっとあるだろう。
風立ちぬ、いざチーズケーキを食べめやも!

そういうわけで、ボクたちは先輩も誘ってチーズケーキを食べに行った。
これは立派な療養です。

フランスでは、チーズケーキはあんまりポピュラーじゃない。
レアチーズもベイクドチーズも、あまり見かけない。
たぶんチーズを山ほど食べている人たちだから
チーズケーキというのは邪道と考えているのかもしれない。
ニューヨーカーのボクとしては、なんとも心寂しいかぎりです。

でも幸いにもご近所のサロン土手がチーズケーキをやっているので、
今回はそこにいった。最近トゥールーズではやっている、英国風のカフェだ。
ショウウィンドウに並ぶケーキ
とにかくタルト系が多い。

あの黒い物体は、失敗作じゃないのか。
手前はクランブル。



だけどボクらはくじけないー 迷うのはいやだ、チーズケーキ!
すすめー 



ひょっこりひょうたん チーズケーキ
ひょっこりひょうたん チーズケーキ!

チーズケーキ自体はちょっとあっさりしすぎていて
ボクの好みではなかったけれど、でもまあ美味しかったです。
満足まんぞく
不治の病と思われていた重病も、奇跡的に癒えました。


ところがどっこい。この日のミカちゃんは
お財布を家に忘れたまま、サロン土手に来ていた模様。
運良く先輩が居たから、たてかえてもらえたものの、
もし他に誰もいなかったら、と思うとぞっとする。
きっとボクとプー子ちゃんは人質として、置いてきぼりにされたにちがいない。

家からサロン土手まで、歩いて往復20分弱。
もしこれが、ちょっと遠いサロン土手で、
往復5時間ぐらいかかるところだったら、と思うとさらにぞっとする。
ボクたちは夕ご飯の時間になっても、ひもじい思いをして、
待たなきゃいけなかったにちがいない。

もしこれが、テラス席しかないサロン土手だったら、
ボクたちは戸外で待たなければいけなかっただろう。
もしこれが、人食い鬼の経営するサロン土手だったら… ぎゃー!

チーズケーキ食べたくて仕方ない病はなおったけれども
次回からは、お財布係はもう少ししっかりしてもらいたいもんだ。

春来ぬと 目にはさやかに見えねども
チーズケーキの味にぞ おどろかれぬる   プー




ところでこちらは、少し前にもらった大家さんからのお手紙。読みにくい。