2018-08-20

ボク,またフィンランドに行く。ヘルシンキとタリン編。

こんばんは、ボクです。

8月は、フィンランドに行った。
去年の夏もフィンランドに行ったけど、今年も行った。

ボクの妹は、プー子旅行エージェンシーを経営していて、
そこの代表取り締まった役をしている。
けれどもプー子ちゃんは、朝はいつも寝ていてお客さんの相手ができないから
午前中の接待は、ボクがすることになっている。
ボクは、今まで、プー子旅行エージェンシーの事務員という肩書きだった。
それがついに、今回、今までのボクの働きが認められて、ボクは
「プー子旅行エージェンシーの事務局長」になった。
まぎれもないご栄進だ。ボクは嬉しい。

ではその、ご栄進のきっかけとなったフィンランド旅行を振り返ってみよう。
結論からいうと、ボクは、フィンランドが大好きだ。
フィンランド文化親善大使になるつもりだ。

ストラスブールに帰ってきて、本当はそんなに暑いわけじゃないけれど
暑い暑いと言っている。
それは、暑い暑いと言っていると、
ボクがフィンランドにいたということが確かなことに思えるので、
ボクがフィンランドと確かに繋がっていると思えるので、
そういう気持ちが嬉しいから、ボクは、暑い暑いというのです。

そういうわけで、まずは、ヘルシンキとタリン編。






今回も、フランクフルト空港から出発した。
ストラスブールからフランクフルトまで、シャトルバスに乗ったあと、飛行機に乗り込むまでに少し時間があったので、お昼ご飯を食べた。
もちろん、シュニッツェルだ。
野菜がちょっとしかない!
でも美味しかった。








フランクフルトからヘルシンキまで、飛行機で2時間半。時差があって、ヘルシンキは、フランクフルトより1時間早い。
ちなみにフィンランドは、日本から見て一番近いヨオロッパだ。パリやアムステルダムに行くまでの経由地として使われることも多い。日本からヨオロッパへ来るみなさん、ヨオロッパから日本へ行くみなさん、ヘルシンキを経由する時は、フィンランドで30泊ぐらいしてみてはいかがですか。


そんなこんなで到着したヘルシンキ。涼しい!
最高気温が20度前後。半袖では少し寒いぐらいです。
北欧は天気が変わりやすいので、みなさん、フィンランド旅行の際には、夏でもかならず上に羽織れるカーディガンと、その上に羽織れるウィンドパーカーを持ってきてね。

今回は、ヘルシンキきってのおしゃれ地区に泊まった。
そこらじゅうに緑があって、建物もなんかちょっと独特で、おしゃれだ。
そして、綺麗! 犬のうんちが落ちていない! フランスと大違い!






初日の午前中は、ヘルシンキの港から15分ほど船に乗って、スオメンリンナに行った。ここは昔は要塞だった。今は世界遺産です。


ところどころに、暗いトンネルがあったり、大砲が置いてあったりした。




トンネルにはときどき穴があって、その向こうに海が見える。ここから、敵を撃ったのかな。海の上の小さい島だから、風がビュンビュン飛んでいた。

大砲台から覗くボク。大砲台の内側が螺旋状になっているのは、球をまっすぐ飛ばすためには回転をかけなければならないからです、とボクが言ったら、お客さんはヘエプーちゃん物知りねえと言っていた。


スオメンリンナは、今はのんびりしているけれども、昔は、それなりにいろんなことがあったんだろうなあと思って、ボクはそういう歴史的なことも考えながら、ガイドをなさった。










午後は、デザイン美術館を見学〜
ボクはお昼寝。
代表取り締まった役からは、「ガイドが面倒臭くなったら、お客さんにはWikipediaで調べて下さいと言えばいい」と言われているのです。










翌日は、フェリーに乗って、エストニアの首都タリンへ行った。
これは、代表取り締まった役、つまりプー子ちゃんが同行したので、
ボクはあまり知らない。





フェリーの中にはステージがあったらしい。なんでも、タリンはご飯が美味しくて、びっくりするほど安かったらしい。
帰りには、フィンランド人とおぼしき人たちが、いっぱいアルコールを買い込んでいたそうだ。





ヘルシンキからタリンまで、片道2時間。
ということは、往復6時間。ご苦労なこった。



この日は、ボクは完全にオフで、
スオメンリンナに行った疲れをサウナで癒した。
フィンランドといえば、サウナだね。









次の日。
早くも、ボクもプー子ちゃんも疲れちゃったので、お客さんには自由行動を言い渡して、ボクたちは美味しいお寿司を食べに行くことにした。

ワゴコロという日本人夫婦のお店で、これがとってもおいしいお寿司だった。シャリが味わい深くて、ネタも新鮮で、よく工夫が凝らされていた。

お寿司の帰り道、
岩の教会にも行った。

ここは観光客がひっきりなしにやって来るので、なんか俗っぽいような、そうでないような、不思議な空間だった。ボクたちはここで昼寝をした瞑想をした。




この日も風が強かったので、陽の光が出たり陰ったり。そのたびに岩肌は表情を変えて、それはそれで綺麗だった。それがまた眠気を誘った。


観光客がわいわいうるさいので、定期的に、静かにしてくださいというアナウンスが流れた。それもまた、眠気を誘った。

フィンランディアホールにも行った。アルヴァー・アアルトの傑作と言われている音楽ホールだ。英語ツアーだったけど、英語のあまり達者でない人が一生懸命ガイドをしてくれた。

ボクたちはもちろん、VIP席に通された。プー子ちゃんは、日本代表として、からたちの花を独唱で歌った。ボクは、トライアングルで合いの手を打った。





なんでも、フィンランディアホールは外壁の大理石に問題があるらしくて、4年後ぐらいに改築工事が行われるらしい。


そういうわけで、ヘルシンキをあとにして、ボクたちは
トゥルクへ向かったのです。
これはまた別のお話。

0 件のコメント:

コメントを投稿