2016-04-20

プー子とルバーブ

こんばんは、プー子です。

ストラスブールもようやく春たけなわ
春なわとび 春たけのこ



最近は暖かくて
冬のコートを着ていると暑い。

フランスの言い伝えでは
4月はいつまた寒くなるかわからないから
まだ薄着になっちゃいけないらしい。

でもプー子は迷信なんて信じない。
暑い日に薄着して、寒い日に厚着したらいいのだ。
賢いプー子は現代っ子。




お花もたくさん咲いている。



遠くに見えるのは大聖堂です。











最近はルバーブが旬なので、マルシェでよく見かける。
これがとってもおいしくって、今のプー子ブームです。

ルバーブは野菜の一種だけど、よくお菓子に使われている。
砂糖と相性がいいんだそうだ。
信州でも栽培しているのを、プー子は知ってる。
だからプー子にとって、ルバーブといえば信州。
懐かしい! 
プー子は黒姫高原でに住んでいたとき、
ルバーブジュースをよく飲んでいたのだ。



じゃじゃん、
これです!


赤い茎のところを食べる

今週は、ルバーブジャムを作りまーす





赤い茎を切りまして
お砂糖とレモン汁をかけまして


しばらっく放置


そして、煮込む!


すぐにトロトロになったけど
まだまだ煮込む!






完成、ルバーブジャム!


甘酸っぱくて、おいしーい。
1年分作ればよかった!







ルバーブは、それ自体はけっこう酸っぱいので、
お砂糖と合わせると、とってもいい。
繊維もたくさんありそうで、
美容にも良さそう
なんかコラーゲンも入ってそう
髪の毛もツヤツヤになりそう
すごい、ルバーブ!

甘酸っぱいフルーツだから、けっこう何にでもあう。
先週は、ルバーブのクランブルを作ってもらった。

何回か前の『暮しの手帖』にルバーブのクランブルのレシピが載っていたのだ。
その横には、ネクタリンのクラフティのレシピも載っていて、
さいきんの暮らしの手帖は、ずいぶんハイカラになったもんだと思った。


来週もまだマルシェにあるかなあ
今度は、ルバーブシロップにしようかなあ






先週ミキちゃんがリヨンから来て、お兄ちゃんは一緒に遊覧船に乗ったらしい。
「ボクはタックスヘイブンしていません」


2016-04-05

ボクと、水温む春

こんばんは、ボクです。
今週は月曜も火曜日も雨が降った。
雨が降ったけど、ぜんぜん寒くない。

それで土のにおいともコンクリートのにおいともいえない
ぬるい春のにおいみたいなものが漂っています。

やっと木の芽が芽吹き始めて、春なんだという感じがしてきた。
ボクは、ストラスブールの真冬は寒いだろうと予想されていた。
結果的に今年は暖冬だったから、真冬はそんなに寒くなかったけど
春が遅いのはとても辛かった。とくに何がつらいって
木の葉っぱが全然生えてこないのがつらかった。

南なら、三月には樹に黄緑の葉が芽吹いているはずで
四月はふわふわした緑に囲まれているはずだ。
ストラスブールの春は、トゥールーズやボルドーの春に比べると
一ヶ月ぐらい遅い。


ところでお隣のクロジョウビタキ氏一家を、ここ2、3日見かけない。
もう引っ越してしまったのだろうか。
それとも意地悪な猫や蛇がいたんだろうか。
あるいはあのアパートに住んでいる人間が追い払ったんだろうか...

ボクは、鳥の歌CDを聞いて、鳥語を勉強していた矢先なので、ショックであらせられる。

鳥の歌というのは、いろいろあって、
シジュウカラは、チ チ チ チ チ チと鳴く
アオガラは、チーチチチチチと鳴く
クロジョウビタキは、チッチチチチチチと鳴く

ボクは一生懸命にお勉強なさって、ICUに合格なさって、
最近は歌を聞くだけで、どの鳥が歌っているか、見当がつくようになった。


この時期よく聞こえるのは、メルルの流麗な歌だけれども
声の大きいメルルの歌のあいまに、小さな鳥の歌が聞こえる。
それがなんとも愛くるしくて、同じく愛くるしいボクは
小さなお胸をキュンとしめつけられるようだ。
今度、ウィーン少年合唱団でも、鳥の歌を歌おうと思う。


ミカちゃんは2月に親知らずの手術を受けて、予後がよくないらしい。
その後も顔の右側が腫れたり左側が腫れたりしていて
何回も病院に行っている。それで一度は腫れが収まるんだけども
またしばらくしたら再び腫れてくる。
今週も腫れてきたらしい。
ボクは、あと何回腫れるか、プー子ちゃんと賭けをしている。
おっと、賭けは法律で禁じられているから、
プー族は、賭けのようなことをしているだけで、賭けはしていません。
していませんよ。
とにかくプー族は親知らずがない進化系で、よかった。


春はぬるくて、だらだらとした感じが居心地いい。
最近は、ゲンズブールの溺れる人の歌を聞いています。