2019-03-08

ボクたち、お留守番をする

こんばんは、ボクです。
ちょっと久しぶりのブログです。
しばらくの間、ボクは大変にお忙しかったのだ。




こないだの週末は、ミカちゃんとピエールおじさんが
どこか遠い街まで行って、泊りがけで合気道の稽古をすると言ったので、
ボクとプー子ちゃんはこれ幸いと見送った。

人間がいなくなると、このアパートはプー族の牙城になる。

人間はあまり賢くないので、
ふだんボクたちは人間の世話をしてやっている。
手のかかる人間がいなくなったら、ボクたちは好き放題できるってわけだ。

それで、土曜日の昼に二人を見送ったあと、
ボクとプー子ちゃんは、この家の表札を変えることにした。
新しい名前は、Maison les Pooh
表札を変えるためにアパートの外に出るのは怖いので
消防局に電話して、変えてもらうように頼んだ。

それから、冷蔵庫の中に入っているお菓子を食べることにした。
ところが冷蔵庫の扉はとーっても重くて、開かなかった
なんだい なんだい もったいぶって!

気を取り直して、ごっこ遊びをした。
ちょっと珍しいナンバー、「風と共に去りぬ」をした。
けれども途中からメラニーは嫌いだという話になって
いつのまにか「君の名は」になってしまった。
もちろんマチコさんと後宮さんの「君の名は」です。
ボクたちは、マチコさんが、ハマグチの母親にいじめられるシーンが大好き。

ごっこ遊びをしているとお腹が減った。
おうちにあるお菓子を食べながら、
新しくお菓子を買いに行こうかと思ったけれど、お金がない!
人間は、プー族にお小遣いを置いていかなかった!
なんてこった、 こりゃあ プー族虐待だ!

夜はパジャマ会をして、WHOに手紙を書いて、
「きっと幸せ」を輪唱して、肝試しをしてから寝た。

日曜日はスプリングソナタを練習した。
もうすぐ春ですからね
ボクが主旋律で、プー子ちゃんも主旋律
観客はエセル卿

人間たちは夕方に帰ってきた。
お留守番をしていたボクたちのために、お菓子を買ってこなかった。
なんてこった、 やっぱり プー族虐待だ!