2015-10-02

ボクと秋の味覚

こんばんは、ボクです。
みなさん元気ですか。ボクはお元気です。

ストラスブールの秋は早いというのは本当で、
もう早くも10月になってしまった。秋本番だ。
みなさんは、何月ですか。






街のいたるところから見える
ストラスブール大聖堂。


秋晴れの空が眩しい。








最近のボクは、秋の味覚を楽しんでいらっしゃいます。
秋は身に沁むというのは本当で、
涼しくなってからというもの、お腹のあたりが、キュウっともの寂しく感じられる。

こないだ、 フランスに来て初めて、梨を見つけた。
ボクがフランスにいらっしゃった30年前には、梨なんてなかったのに…
どんどん果物のグローバリバリゼーションが進んでいるのだ。
梨は、小さかったけれども、味はちゃんと梨だった。
ボクは、涼しい秋の日に、梨のしゃりしゃりを味わうことができて、嬉しい。
ちょっと秋の日の運動会のデザートを思い出した。

フランスでは、柿も売っているので、これで巨峰がそろえば
秋のフルーツは文句無しだ。

梨とボク


それから、
お豆腐屋さんも見つけた。
ストラスブールの街中にあって、アジア人のおばさんが手作りのお豆腐を売っている。
ビオのお豆腐とか、オリーブ入りとか、野菜入りとか、いろいろあった。
ビオということは、つまり無農薬で、遺伝子組み換えでないということだから、
ということはそれ以外のお豆腐は遺伝子を組み替えているのだろうか…
そんなことが少し気になったけれども、やっぱりお豆腐は美味しかった。
コットン豆腐、別名木綿豆腐です。

どんどんアジア食品が手に入りやすくなってきているフランスです。

お豆腐屋さんにおあげもあったので、そのおあげで、炊き込み御飯を作ってもらった。
秋といえば炊き込み御飯である。ちょっと茶色いご飯粒の中に
いちょう切りの人参やキノコが混じっていて、まるで秋の落ち葉のようだ。
キノコは、今回は、trompette de la mortというフランスの黒いキノコだった。
コクがあっておいしいのだ。その名の通り、ラッパみたいな形をしている。

ああ、これで秋刀魚があれば完璧なのになあ、とボクは思った。
さすがに秋刀魚はストラスブールでは釣れないから、
このブログを読んでいる日本のみなさん、ボクに秋刀魚を送ってください。
フランスのお台所には、焼き魚グリルは備え付けられていませんから、
焼いてから送ってください。スダチも忘れないでね。


寒くなってきた季節の
フランスの食べ物といえば、ポトフだ。
ポトフというのはれっきとしたフランス料理で、pot au feuと書く。
意味は、ポットと豆腐。
これも体の芯から温まって、おいしいのだ。
ボクは、日本でおばちゃんが作っていたポトフは好きじゃなかったけど
フランスで食べるポトフは美味しいと思います。
おうちへ帰ろう〜 ポトフを食べよう〜







公共の図書館や学校では、
もう暖房がつき始めたらしい。

こちらはおいしいカフェの入っている
メディアテック。

あの人のケーキ思い出す
夕焼けの高瀬川〜





秋になったらチョコレートが食べたくなるのはどうしてだろう。


0 件のコメント:

コメントを投稿