昨日の日曜日、プー子は、マーレンハイムの新酒祭りに行った。
マーレンハイムは、ストラスブールからバスに乗って20分ぐらい。
アルザスワイン街道の北の端にある。
どうもアルザス地方では、新酒祭りというのは、わりと一般的らしい。
今年の葡萄でできたお酒を飲む、収穫祭みたいなもんだ。
葡萄の収穫は9月なので、つい最近摘み取られたばかり。
まだ殆どワインの味がしない。
フランスの他の地方では、そういうことはしないんじゃないかあなあ
一番早くても、11月中頃のボジョレーまで待たないと
その年のワインというのは飲めない、と思われている。
アルザスの人は余程せっかちなんだろうか。
とにかくプー子は、早速、新酒をいただいた。
味は、とってもあま〜い葡萄ジュースみたいだった。そこにちょっと湯の花の匂いがかさなった感じ。ほんのり微炭酸。
正直な感想は、ふーん…
まあ、初物でした。
おいしかったことは、おいしかった。
マーレンハイムの町中が
蚤の市状態になっていて、
町をあげてのお祭りだった。
たとえば、八尾のおわら風の盆もこんな感じかなーと思った。行ったことないけど。
ハイライトは午後2時。
タッタカラッターと
楽隊が登場。
続いて、葡萄農家の人たちが、葡萄をたくさん載せたトラックに乗って登場。
農家のみなさん、
教会前の広場に到着。
ワイワイ集まる観光客。
観光客のみなさんの目の前で、とれたての葡萄を絞って、葡萄ジュースを作りまーす
よいしょっ
ぐるぐる
ごごー
ぴかっ
めえー
搾りたての葡萄ジュース
見た目はちょっとアレだった。
緑の葡萄で作ったから、濁りきったキウイジュースみたいな色だった。
青汁とか、緑がかった泥水とか、そんな感じを想像してもらいたい。
ところがどっこい、一口飲んでみると、フレッシュで、おーいしーい!!!
甘いだけじゃなくて、葡萄の香りとか、まろやかさとかが感じられる、奥深い味だった。
あまりの新鮮さに、一口飲んで、目がパッチリ! プー子は二重まぶたになった。
どんどん人が集まって、
広場はこんな感じ。
左手に楽隊
右手に葡萄農家のトラック。
このお祭りは、
昔からずっと続いているんだろうなあ
風の盆みたいな感じかなあ
行ったことないけど。
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それから最近は、落語にも行きました。
ストラスブール大学に、文枝師匠の弟子の桂サンシャインというカナダ人落語家がやってきたのだ。なんとフランス語で落語をやった。
動物園を演って、観客はおおいに受けていた。
お囃子がなかったのが残念だったけど、久しぶりに寄席の感じが味わえてよかった。
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