2011-06-06

ボク、道を説く

ある日、エセル卿がボクにこう言った。

「プーちゃん、あじさいの花が咲き始めました。
ほら、日本庭園のデシマルタイセン像の横にも。
RIMG0022 by mikans100
RIMG0022, a photo by mikans100 on Flickr.


あじさいは、色がどんどん移ろいますね、
実に儚げです。
色だけじゃなく、あじさいだけじゃなく、
万物は生まれて消えて、なんと儚いんでしょう
私はなんだか、哀しくなります」


「エセル卿、こんな話がある。
あるときボクは昼寝をして、蝶になる夢をみた。
ひらひら飛んで、とっても気持ちよかった。
ボクはボクであることも忘れて、楽しかった。
目が醒めると、ボクはまだ蝶だった。
つまりね、なんちゃらかんちゃらでね、
道の世界からみれば、夢も現実、現実もまた夢なんだよ。
生まれるのも消えるのも、同じこと
空飛ぶ大鵬からみれば、地上のことはみんな同じなんだ」
RIMG0018 by mikans100
RIMG0018, a photo by mikans100 on Flickr.



「はあ…」

「もうひとつのみこめていないようだね
じゃあハコヤだったかハコネだったか、そういう山にすむ
四人の神人の話をしてあげよう。
キョユウと、ゲツゲツと、オーケイと、えっと
あれ、えっと
あの、そういうのもね、
道の世界からみれば、みんな同じことなんだよ
だからくよくよ悩むのはよくないんだ」

「さすがプーちゃん!」


(お兄ちゃんがまたチンプンカンプンになってる…)
RIMG0027 by mikans100
RIMG0027, a photo by mikans100 on Flickr.

3 件のコメント:

  1. みんなかわいい☆ ラビ

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  2. エセル卿。。。おおきくなって。。。 アオ

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  3. なによ、ラビさんのバカ byプー子

    アオちゃんいつまで留学してるん?

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