今日は、暑かった。
トゥールーズで35度、パリは37度、ボルドーは39度…
ラジオは、何年か前の記録的猛暑のことを話している
といってもこの暑さは今日がピークらしいけれども。
こんなに暑い日に、ミカちゃんは大学に出かけていった。
帽子を被って、レモン水を持っていった。
大学ってそんなにいいところなんだろうか…
ミカちゃんが出て行ったあと、
プー子ちゃんがもそもそ起きてきて、ボクに訊いた。
「お兄ちゃん、大学って何するところなの?」
「大学というのはね、プー子ちゃん、
ボクがずっと前に書いた本の名前でね、
大学芋の作り方が書いてあるんだよ」
「ふーん、大学芋かあ…
でもプー子、こんなに暑い日は、大学芋より水無月が食べたいなあ」
「ああいいねえ、水無月、
水無月の作り方も、大学に書いてあるんじゃないかなあ
なんてったって"カクカク""チ"たお菓"チ"だからね」
「…
水無月を食べて、わっかをくぐって、夏を越すのよね」
「そう水無月を食べるんだ」
「水無月、食べたいわあ」
「水無月、食べたいなあ」
ここで一句
水無月や、ああ水無月や、水無月や
プー子ちゃんが下の句
麦茶に透ける、あずきもひんやり
(日陰で語るプー族、イメージ図)
0 件のコメント:
コメントを投稿