ある日、ボクは、朝の散歩にでかけた。
行き先は、近所の公園、ジャルダン・ロワイヤル。
ここはボクたちのお気に入りの公園。
デオダ・ド・セヴラックという作曲家も好きだったらしい、
セヴラックて、ボクだ。
まんなかに大きな池があって、橋がかかっている。
橋の両端は全部ベンチ。朝はとくに、すがすがしい。
こういう感じ。
遠くからみたところ
近寄るとボク。
トゥールーズは、鳥が自由だ。
スズメでもカラスでも、単独行動がおおい。
鳩だって、日本みたいに切羽詰まった感じはなくて、のんびりしている。
田舎だからだろうと思う。
このハトたちがもし東京にいったら
車に轢かれてしまうかもしれない。
ああどうしよう、ドキドキ…
これはメルレ・ノアール。
春先に現れたころはもう少し痩せていて、いい声だったけど
最近はちょっと厚かましい。
少し前から見かけるようになったのは、
セキレイとシジュウカラと火の鳥。
これは、鴨の親子。
この鴨の子たちは他よりずいぶん遅く生まれたけど
それでももうボクより大きくなってしまったから、
ボクはあまり興味がない。
すぐ隣の公園、ジャルダン・デ・プラントへ。
朝の光、
ダリアとボク、うしろにハト侯爵。
実にこのあたりは、公園がおおい。
この散歩の途中、ボクは俄に次回作の案ができあがった。
『失われたトキを求めて』という
チルチルとミチルが、いなくなったトキを探しに
メフィストフェレスと地獄を旅する
ああバビロンまでは何センチ…
とまあ、オチまでブログに書いてしまっては
読者の楽しみを奪うことになるので
それは読んでからのお楽しみ。
これは児童文学なので、近日中に岩波少年文庫にはいる予定。
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