2015-12-05

ボク、マルシェ・ド・ノエルを紹介する


こんばんは、ボクです。














先日からストラスブールでは、厳戒態勢のもと
マルシェ・ド・ノエルが開始された。
中心街はほとんど車の出入りが禁止され、ホコ天化している。
警備のために機関銃を携えた兵士たちが目立つ。
当初は多くのヒトデが予想されていたマルシェ・ド・ノエルだったが、
ボクはまだ一匹もヒトデをみていない。
海から上がってくるところで検閲があるのかもしれない。


ボクは、ストラスブールの冬は、きっと寒くて長いのだろうと予想していた。
けれども12月に入ってみて、実際のところは、そんなに寒くない。
とくに樹が、まだ本格的な冬仕様になっていない。
葉っぱはまだ残っていたり、花がちょこちょこ咲いたりしている。
完全に葉っぱを落とした樹でも、まだなんか、元気そうだ。
冬というのは、もっと、すべてをそぎ落として耐える感じじゃなきゃいけない。


それでも人間はカレンダー通りに動くので、マルシェが始まった。
マルシェの様子をご紹介する。





大聖堂の前

昼間はこんな感じ




夜はこんな感じ

ストラスブールの大聖堂は
建設が始まってから
今年でちょうど1000年なんだそうだ。



巨大な大聖堂の前に、マルシェ・ド・ノエルが並ぶ。
マルシェ・ド・ノエルというのは、出店のことだ。
ボクたちは、フランスのマルシェ・ド・ノエルをいくつか知っているけど
ストラスブールのがすごいのは、街のいたるところに出店が出ていることだ。
大抵は、街の一番大きい広場に固まって出店が出ているだけだけど、
ストラスブールは、ちょっとした広場とか道とかに
たくさんの出店が出ている。全部で一体どのぐらいあるんだろう。
中心地全体がもはや出店状態で、ライトアップもとても凝っている。
街中がすべてマルシェ・ド・ノエルと言っても過保護ではないのだ。






目抜き通りのひとつ
道の端から端までキラキラ。











道に
巨大なシャンデリアも吊ってあった。

手前はホットワインのスタンド。

普通はホットワインは赤ワインで作るんだけど
白ワインのもあった。緑ワインのもあった。

ボクはお酒はお飲みにならない。

焼き栗をうる車もピカピカです。


寒くなったら
日本で石焼き芋が売られているように
フランスでは焼き栗が売られる。

ボクはこの焼き栗を食べたことがない。
美味しそうだなあと思うので
ぜひ食べたい。

大聖堂の近くの細い通り
この道はとくに飾り付けが激しかった。

こんな細い道で
テロでも起きちゃあ大変だよ


アルザス風建物が有名な
プチ・フランスにも
マルシェ・ド・ノエルが立っています。







そして何と言っても
クレベール広場の巨大クリスマスツリー!


ボクのうえにボクが肩車をしても、
全然足りないぐらい、高いです。







アルザス地方のクリスマスのお菓子といえば、ブレーデルとマヌルだそうだ。
この時期にしか出回らないお菓子らしい。

ボクは、ブレーデルとかマヌルって、一体どんな特別なお菓子なんだろうと思っていた。


ところがびっくり!
ブレーデルとは、クッキーのことで
マヌルとは、人形のかたちをしたブリオッシュだ。

いつでもどこにでもあるじゃないか!

ボクは、クッキーもブリオッシュも好きだけど
どうして特別な呼び方をするのかわからない。

それとも、やっぱり特別な味がするんだろうか…
これは要確認だ。

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