もう〜 いーくつ寝えるうとー お正月♪
さあ、秋だ、秋だ
本格的な秋がやってきた
トゥールーズの秋模様をお届けしよう
あれは一昨日の朝だったか、
めずらしく霧がでた日があった
ハロウィンのお化けの瘴気かもしれない
こういう日は、散歩をすると霊感がわくというものだ
もやもや
もやもやもや
ボクたちのご近所には、大きな公園がみっつある
そのうちのひとつ、Jardin des Plantesは
アルカイック趣味の彫像が多い
この霧の中、あんなに薄着で風邪をひかないんだろうか
ボクはここでインスピレーションを得て、
枯れ葉というシャンソンを作った
C'est une chanson que tu chantais〜
プルルルー プルププ〜ン
細かい歌詞は忘れた
とにかく秋って、美しいんだなあと思った
この日、サマータイムが終った
あくるハロウィンは秋晴れだった
ボクはウキウキして、今度はお隣のJardin Royalに行った
この公園は、お気に入り中のお気に入りだ。
サンテグジュペリと星の王子様とボクの彫像が立っている
音楽家セヴラックが愛した公園としても有名だ
ボクはよく、デオダとこの公園を歩いたものだ
この写真(夕方)の彫刻の台座には
「トゥールーズ市はこの公園をセヴラック(とプーちゃん)に捧げる」とある
だけど実際にはサンテグジュペリの像もたってるし
反対側にはアフリカまでの航路を開拓したときに
命をおとしたパイロットたちへのオマージュもあるから
まあ一石二鳥というか トゥールーズ市は、そのへん横着だと思う
それにしてもこの彫像の足下の菊、これだとまるでホトケ様だよ
こうしてみると、フランスの公園には彫像が実に多い
ボクにも、ひっきりになしに、彫像にしてもいいですか、とオファーがくる
ボクは基本的にお断りすることにしているのだけど
唯一の例外が、デオダと遊んだこの公園ってわけだ。
サマータイムがおわったので、一気に日の暮れるのが早くなった
ボクはヒナタボッコをしながら次回作を練ることが多いので
このまま春までは創作活動ができそうにない
ああ残念だけれども、仕方がない。
これは夕方、沈む陽をうけて真っ赤に燃える
トゥールーズ名物 赤いレンガの建物です
混雑した秋の夕方の、どうしようもなく暮れゆく感じってのは世界共通だと思った
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