2016-04-05

ボクと、水温む春

こんばんは、ボクです。
今週は月曜も火曜日も雨が降った。
雨が降ったけど、ぜんぜん寒くない。

それで土のにおいともコンクリートのにおいともいえない
ぬるい春のにおいみたいなものが漂っています。

やっと木の芽が芽吹き始めて、春なんだという感じがしてきた。
ボクは、ストラスブールの真冬は寒いだろうと予想されていた。
結果的に今年は暖冬だったから、真冬はそんなに寒くなかったけど
春が遅いのはとても辛かった。とくに何がつらいって
木の葉っぱが全然生えてこないのがつらかった。

南なら、三月には樹に黄緑の葉が芽吹いているはずで
四月はふわふわした緑に囲まれているはずだ。
ストラスブールの春は、トゥールーズやボルドーの春に比べると
一ヶ月ぐらい遅い。


ところでお隣のクロジョウビタキ氏一家を、ここ2、3日見かけない。
もう引っ越してしまったのだろうか。
それとも意地悪な猫や蛇がいたんだろうか。
あるいはあのアパートに住んでいる人間が追い払ったんだろうか...

ボクは、鳥の歌CDを聞いて、鳥語を勉強していた矢先なので、ショックであらせられる。

鳥の歌というのは、いろいろあって、
シジュウカラは、チ チ チ チ チ チと鳴く
アオガラは、チーチチチチチと鳴く
クロジョウビタキは、チッチチチチチチと鳴く

ボクは一生懸命にお勉強なさって、ICUに合格なさって、
最近は歌を聞くだけで、どの鳥が歌っているか、見当がつくようになった。


この時期よく聞こえるのは、メルルの流麗な歌だけれども
声の大きいメルルの歌のあいまに、小さな鳥の歌が聞こえる。
それがなんとも愛くるしくて、同じく愛くるしいボクは
小さなお胸をキュンとしめつけられるようだ。
今度、ウィーン少年合唱団でも、鳥の歌を歌おうと思う。


ミカちゃんは2月に親知らずの手術を受けて、予後がよくないらしい。
その後も顔の右側が腫れたり左側が腫れたりしていて
何回も病院に行っている。それで一度は腫れが収まるんだけども
またしばらくしたら再び腫れてくる。
今週も腫れてきたらしい。
ボクは、あと何回腫れるか、プー子ちゃんと賭けをしている。
おっと、賭けは法律で禁じられているから、
プー族は、賭けのようなことをしているだけで、賭けはしていません。
していませんよ。
とにかくプー族は親知らずがない進化系で、よかった。


春はぬるくて、だらだらとした感じが居心地いい。
最近は、ゲンズブールの溺れる人の歌を聞いています。


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