2014-11-24

ボク、りんごのお菓子が食べたい

こんばんは、ボクです。





最近、
樹々の葉っぱが少しずつ減ってきて、
風が吹くたびに、
きらきら陽光を受けて光る。
とても美しい季節です。






だけど今年はボルドーもトゥールーズも暖かい日が続いていて、
ぜんぜん11月の気分じゃない。
暖かいせいか、鳥もぜんぜんやって来ない。


『暮しの手帖』に、鳥を呼ぶためには、
餌台と水場と巣箱の3つが必要だと書いてあった。
逆に言うと、その3つさえ揃えば、必ず野鳥をよびこめるらしい。
本当かなあ

去年の家では、餌台だけでも十分鳥が来ていたけれど、
今年は樹のあまりない地区に引っ越したので、
餌台のほかに水場も作ることにした。
巣箱はまだ置いていない。
三つすべて揃えて置いて、それでも来なかったら、ショックが大きいからだ。

プラスチックの、
小さいボウルを鳥用にした。

他のボウルと間違えないように
ミカちゃんが「鳥」と書いてくれたけど
水性インキだったので、
翌日に雨が降って、消えていた。





ボルドーの街もトゥールーズの街も、
ライトアップの準備が着々と整っている。
クリスマスのマルシェも準備万端だ。


ボルドーのライトアップ準備

12月になって待降節が始まると、
ライトアップされる。

ぐるぐる輪っかが
光るようになる。

だけど最近は暖かいから
ちょっとおかしな気分だ。


今はりんごの季節なので、ボクは寝ても覚めてもりんごのお菓子が食べたい。
もうすでに、りんごのクランブルと、タルトタタンとりんごのパイを食べた。
でもまだ食べたい。
りんごを食べて、リンゴ・スターになりたい。

フランスはりんごの種類が豊富だ。
日本よりちょっと小ぶりのリンゴを丸かじりする。
ボクたちは、相変わらずシャントクレールという古い種類が好きだ。
リンゴは、食感・酸味・甘味・香りなど、奥が深い食べものなのです。


まだ上げ初めし前髪の 
りんごのもとに見えしとき
横に置きたるアイスクリイムの 
花あるきみと思ひけり
やさしく白く溶けはじめ
りんごをわれに与えしは
うす紅の秋の実に
お菓子こい初めしはじめなり


ああ ボクは もうリンゴのお菓子のことばかり考えてしまう
ボクは、もうライトアップはどうでもいいので、
リンゴのお菓子が食べたい。



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