2014-08-05

ボクたち、お年玉をもらう・迎賓館に行く

ボクたちは、フランスに戻ってきた。
今年のフランスは冷夏らしく、今日の最高気温は27度です。
毎日起きたときから30度以上だった大阪とは、えらいちがいだ。

今回、おばあちゃんちに行ったとき、
おじいちゃんとおばあちゃんは、ボクとプー子ちゃんにお年玉をくれた。
ボクは、お年玉をもらうのは生まれて初めてなので、興奮した。



おとしだまと、記念撮影。

お金をもっているから、
ボクたちは、お金持ちだ。









 健全なお年玉の使い道。

ボクは、出町柳のふたばに行って、豆餅を買った。
お年玉は千円なので、出町柳までの電車賃は払えないから、
出町柳まではミカちゃんに連れていってもらって、
ボクはふたばでだけ、お金をつかった。

本わらびを使ったわらび餅は、とろける柔らかさで、本当においしかった。
それから豆餅を買って、だんごを買って、
ボクは安産ができないから、お金がぎりぎりで心配したけど、
なんとか千円で買えた。
おつりはミカちゃん銀行に預けておくことにした。
引き落とすころには、利子で何十倍にもふくれあがっていることだろう。


豆餅と記念撮影。

だんごは、
ボクの大好きな
かぶき団子。









プー子ちゃんは、ワッカのドーナツを買いに行った。

ちょっと古くなってきて
看板の字がとれてしまった
ワッカ。





ワッカのドーナツは
心と体に優しいドーナツ

これも、とっても美味しかった。
プー子ちゃんも、おつりは
ミカちゃん銀行に預けたから
これでいくらでもドーナツが買える。



ボクは、いまでも豆餅のことを夢に見る。
かぶき団子を、食べようと口を開けたところで、目が覚めてしまう。
それで、ボクのお布団は、よだれだらけです。


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それから、別の日には、ボクたちは京都の迎賓館に行った。

迎賓館は、ふだんは一般公開されていない。
京都御所の中にある、賓客を招く施設だ。
ボクたちは国賓として、迎賓館には何度も行っているけれど、
一般公開に行くのは初めて。エセル卿も連れていってあげることにした。
一般公開に行くためには、事前に申し込んで、抽選に当たらないといけない。




正面玄関

ここの扉は樹齢700年のケヤキの一枚板。









お玄関の迎え花。









ところがどっこい、此処に来て
世界的に有名なボクたちのことを知らない迎賓館のおばさんが
事前申し込みをしていないプー族は進入禁止だと言ってきた。
なんてこった!プー族は顔パスなのに!!


そうしてボクたちは、ビニール袋に入れられた…







だけど、ビニール袋の中で、ボクたちは考えた。
きっとこのまま、世界的に有名なプー族が、久しぶりに迎賓館に来たのに
ビニール袋の中に居続けたということが知れたら、
あの無知なおばさんは、罰せられるにちがいない。
それはかわいそうだ。




そこで
ボクたちは
ビニール袋から出た。

ここは夕映えの間です。
後ろにあるのは絵じゃないよ、
つづれ織りだ。


藤の間。

ここで洋食会合が開かれる。
ボクも出たことがある。

奥のタピスリーも
敷いてある絨毯も
全部一枚ものだ。

桐の間。


プー子ちゃんの服。

ほらやっぱり、
プー族のものが飾ってあるのだから
プー族が入れないわけがない。

迎賓館は、いつ行っても、使ってある木材の木の目が綺麗だ。
いつ行っても、ボクはそう思う。
今回も思ったけど、前に来たときもそう思った。


楽しかった日本滞在もあっという間。
これからフランスでのバカンスが始まる。

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