2013-10-13

ボクとメザンジュ・ブルー

ボクです。

今週末のボルドーは、寒かった。
日曜の朝は4度まで冷え込んだ。日中は、あがっても17度。

ボクは、今シーズン初めて、マフラーを巻いた。

ボクもプー子ちゃんも、小鳥が好きだ。
小鳥の声を聞きたいから、飼いたいなと思うけど、
小鳥が籠の中にいるのは耐えられないので、絶対に飼わない。
そんなとき、何回か前の「暮しの手帖」で、
自分の庭で、野鳥に餌をあげつづけているおじいさんの話を読んだ。
もう20年も続けているんだそうで、野鳥たちは、おじいさんに慣れているらしい。
ボクは、この方法なら、小鳥の自由を妨げることなく、
小鳥ともっとお近づきになれるな、と思った。

それで早速、野鳥のえさを買ってきて、窓の外に置いた。


こんな感じ。
先週の月曜に置いた。













だけども、全然小鳥が来ない…

ボクが思うに、窓の内側でミカちゃんがうろうろするから
小鳥は警戒してこないんだと思う。
おまけに窓のすぐ近くに、勉強机がある。
サ・ヴァ・パ!これじゃ駄目だ!

ボクは、勉強机をどけようと思って、
エセル卿にも手伝ってもらったけれども、全然ビクともしなかった。
なんだい、なんだい、
本当に人間ってのは、無駄に大きいんだ!
まるで小鳥とプー族を怖がらせるためにだけ大きいようなもんじゃないか。
ボクは、人間がボクたちほどのサイズだったらいいのになと思う。
そしたら住宅問題もなくて、食料問題も解決するだろう。
ついでに人間がボクたちほど賢かったらいいのになとも思う。
ボクは、人間の政治家の頭がよくなる薬を発明して、世界から戦争をなくして、
それでノーベル医学賞と平和賞を同時受賞しようとさえ思っている。
まだ思っているだけだけども。


小鳥の話に戻ろう。
そうやって1週間ほど、全然鳥が飛んでこなかった。
餌もひからびるかと思った矢先、冷え込んだ今朝、
メザンジュブルーが1羽、飛んできた!!!
メザンジュブルーというのは、日本語ではアオガラというのだそうで、
こういう鳥です。シジュウカラの仲間。



しょっぱなから、なんて綺麗な鳥がやって来たんだ!!
ボクは、鳩も覚悟の上だったので、嬉しい!


ところがどっこい、
横で朝ご飯を食べていたミカちゃんがメザンジュに気付いて、
そーっと近寄って確認しにいったところ、興奮してワアと言ってしまった。
それでメザンジュは驚いて、逃げていってしまって、それから帰ってこなかった…

なんだいなんだい、人間なんて、無駄に大きくて、
もうちょっと賢かったらいいのに!




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そうそう、
こないだボクは、
ボルドーのサンミシェル地域を散歩した。
移民の多い地域で、ボクたちの住んでいるブルジョワ地区とは全然違う雰囲気で、とても活気づいてて、面白かったです。

ボルドーはブルジョワだらけと思っていたのは、間違いだった。

道を一本超えると雰囲気ががらりと変わるので、面白いなあと思った。

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