今週末のボルドーは、寒かった。
日曜の朝は4度まで冷え込んだ。日中は、あがっても17度。
ボクは、今シーズン初めて、マフラーを巻いた。
ボクもプー子ちゃんも、小鳥が好きだ。
小鳥の声を聞きたいから、飼いたいなと思うけど、
小鳥が籠の中にいるのは耐えられないので、絶対に飼わない。
そんなとき、何回か前の「暮しの手帖」で、
自分の庭で、野鳥に餌をあげつづけているおじいさんの話を読んだ。
もう20年も続けているんだそうで、野鳥たちは、おじいさんに慣れているらしい。
ボクは、この方法なら、小鳥の自由を妨げることなく、
小鳥ともっとお近づきになれるな、と思った。
それで早速、野鳥のえさを買ってきて、窓の外に置いた。
こんな感じ。
先週の月曜に置いた。
だけども、全然小鳥が来ない…
ボクが思うに、窓の内側でミカちゃんがうろうろするから
小鳥は警戒してこないんだと思う。
おまけに窓のすぐ近くに、勉強机がある。
サ・ヴァ・パ!これじゃ駄目だ!
ボクは、勉強机をどけようと思って、
エセル卿にも手伝ってもらったけれども、全然ビクともしなかった。
なんだい、なんだい、
本当に人間ってのは、無駄に大きいんだ!
まるで小鳥とプー族を怖がらせるためにだけ大きいようなもんじゃないか。
ボクは、人間がボクたちほどのサイズだったらいいのになと思う。
そしたら住宅問題もなくて、食料問題も解決するだろう。
ついでに人間がボクたちほど賢かったらいいのになとも思う。
ボクは、人間の政治家の頭がよくなる薬を発明して、世界から戦争をなくして、
それでノーベル医学賞と平和賞を同時受賞しようとさえ思っている。
まだ思っているだけだけども。
小鳥の話に戻ろう。
そうやって1週間ほど、全然鳥が飛んでこなかった。
餌もひからびるかと思った矢先、冷え込んだ今朝、
メザンジュブルーが1羽、飛んできた!!!
メザンジュブルーというのは、日本語ではアオガラというのだそうで、
こういう鳥です。シジュウカラの仲間。
しょっぱなから、なんて綺麗な鳥がやって来たんだ!!
ボクは、鳩も覚悟の上だったので、嬉しい!
ところがどっこい、
横で朝ご飯を食べていたミカちゃんがメザンジュに気付いて、
そーっと近寄って確認しにいったところ、興奮してワアと言ってしまった。
それでメザンジュは驚いて、逃げていってしまって、それから帰ってこなかった…
なんだいなんだい、人間なんて、無駄に大きくて、
もうちょっと賢かったらいいのに!
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そうそう、
こないだボクは、
ボルドーのサンミシェル地域を散歩した。
移民の多い地域で、ボクたちの住んでいるブルジョワ地区とは全然違う雰囲気で、とても活気づいてて、面白かったです。
ボルドーはブルジョワだらけと思っていたのは、間違いだった。
道を一本超えると雰囲気ががらりと変わるので、面白いなあと思った。
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