2013-09-18

ボクとモンレジョ城の秋の一般公開

こないだの土日は、文化遺産の日ということで、
普段は公開されていない文化遺産が公開された。
フランス版の秋の一般公開、といったところだ。

ボクたちは、最近トゥールーズとボルドーのあいだを
行ったり来たりしているけれども、日曜はちょうど
トゥールーズからサンゴーダンスに行っていたので
Monréjeau(モンレジョ)という山の近くの街にある、男爵のお城に行った。

ボルドーは毎日通り雨があって、曇っていたけど
トゥールーズは毎日晴れていた。
モンレジョは晴れていたけど、ちょっと肌寒かった。
やっぱり山に近いんだな。


これが男爵のお城

とにかく大きい。
男爵というのは爵位でいうと
一番低いのだけども、
ここの男爵は一財産を築いた人らしく
大きな大きなお城だった。






写真を撮り忘れたけれども、まず入り口からお城までの道が長い。
よく映画や漫画で、門からお城まで車で移動しなきゃいけない、
という表現が出て来るけれども、まさにそう。
湖の横を通って、巨大な並木道を歩いていく。
途中に、お城ほどではないけれども、十分大きな家があった。
ミカちゃんたちは、お城は住むには大きすぎるので、
この大きな家ぐらいでちょうどいいかもしれない、と話していたけど
近づいたら、なんとそれは巨大な馬小屋だった。

馬小屋に住みたいだなんて、野心がなさすぎるぜ。
ボクはやっぱりお城の方に住みたいな。



お城の庭、
裏手にはピレネー山脈が広がる。

ボクたちの第十五の故郷
St.Bertrand de Commingeも見えた。






このお城には、今でも人が住んでいるらしい。
ということは、文化遺産に指定されたというだけで、
1年に1回自宅を公開しなきゃいけないわけだ。
それを聞いて、ボクは、やっぱりお城にも住みたくないと思った。



お庭には、例のフランス式の
角張った植木があった。

ボクは、これの良さがわからない。
ただ、緑と青のコントラストが
爽快だなあと思う。





「また見つかった… 何が?
永遠! 緑の大地と連なる山空の蒼…!」

詩人のボクは、つぶやく。



ところでこの写真の奥に見える山は、人の顔が仰向けになっているように見える。
うまい角度からみると、ちゃんと顎まで見える。
鼻の部分は、通称「ナポレオンの鼻」と呼ばれている山です。

ボクはいつか、鼻の部分まで登っていって
オナラをしたいと思っている。

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