2013-09-16

ボク、ボルドーに住み始める。

こんにちは、ボクです。

夏休みのことを書こうと思ったけど、
9月からボクたちはボルドーに引越してきたので
ボルドーの街のことを書くことにする。

ボクたちは、ボルドーのなかでもコザッパリとした地区に住んでいる。
日本式にいう4階に住んでいて、窓からは、家々の中庭と、
その奥に大きな公園が見える。ブルジョワな公園で、
パリのリュクサンブール公園みたいだ。


寝室からの眺め
この手すり、
人間にはいいけれども
プー族には危険だ。
手すりの隙間から落っこちそうになる。








どこかの中庭におバカな犬がいるようで、
時々思い出したように、ワンワン吠えたり、遠吠えしたりしているのが聞こえる。
たぶん、あの犬は飼い主にあまり構ってもらえなくて、寂しいのだと思う。
ボクは、ちょっとかわいそうだなと思うけれども、
やっぱりうるさいので、バカだなあと思う。




これは、窓から見える朝焼け

あの二つのとんがりは、
どこの教会だろうか
窓からはいつも見えるけど
まだ歩いて見つけには行ってない


ボルドーの街は、石造りの建物が並んでいる。
まるで「小さなパリ」といったところで、
パリに対抗意識を燃やしているトゥールーズとはだいぶ違う。
街行く人も、訛ってないし、石田純一みたいな格好の人が多い。
それから観光客も多い。ワインのせいかなと思う。






それから
その昔、イギリス領だったせいか
パブや紅茶の店も多い。











ボルドーの旧市街は世界遺産に登録されているそうで、なるほど綺麗だ。
だけどもこれには秘密があるのを、ボクは知っている。









今から50年ほどまえ、ボルドーの街は寂しい街だったそうだ。
古い石造りの建物が黒ずんで、どんよりしていたそうだ。
そこで、街を挙げて建物をピカピカにした。
そしたら石造りの壁が再び乳白色に輝きだして、明るい今の外観になったそうだ。
今でも、洗い残しの黒い家をたまに見かける。
中心地から離れていくにつれて、黒い家をよく見かける。
ボクは、黒い家を見つけるのが、あら探しをしているみたいで、楽しい。




一番大きな黒い建物は、なんと街中のサンタンドレ大聖堂です。
隣の塔と比べると、まるでチェスの白サイドと黒サイドだ。

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