トゥールーズの街からみて鬼門の方向にジョリモンという小さな丘があって、
そこには古い天体観測所がある。
天体観測所では、トゥールーズアマチュア天文同好会が毎週金曜日、
一般向けの施設案内と天体観測をやっている。
プー子は、これに参加した。
お兄ちゃんは、眠いといって来なかった。
天文同好会のおじさん曰く、
19世紀の終わりから続いている高齢行事だそうだ。
昨日の夜は晴れていて、月もそんなに明るくなくて、絶好の天体観測日和だった。
夕方21時に観測所に集合。
子の写真は、丘から、
トゥールーズ市内を望んだところ。
観測所の風見鶏(?)
いかにも天体観測所らしいです。
これがメインの建物。
この中には有名な
21時半から見学開始。
上の写真が、1888年の観測マシーンで、
下の写真は、1890年の観測マシーン。
22時すぎ、だんだん暗くなってきたので、
プー子たちは、1890年のマシーンで、土星をみた。
輪っかもしっかり見えた。
屋外でも観た。
小さな筒上の観測マシーンで、また土星をみた。
公園内の他の施設でも、また、別のマシーンを使って、
今度はコンピューター画面で、土星をみた。
プー子はちょっと、土星はもう、見飽きた。
でもまあ、土星以外でも、肉眼で沢山の星をみることができた。
冠座とか、色々めずらしい星座も見た。
夏の第三角も春の大曲線も、ばっちり。
プー子は宇宙の果てを考えた。宇宙の形を考えた。
宇宙は開けているのか、閉じているのか、ドーナツ上なのか…
それでプー子は、宇宙に紐を貼りめぐらせてみて、その紐を回収できたなら、
宇宙はおおむね球体である、と予想してみた。
そしてこの予想を解いてみた。
そしてフィールズ賞を辞退した。
とにかく楽しい体験ができたので、
ジョリモン天体観測、おすすめです。
ちなみに観測所の入っている公園も、きもちいい。
昼間行っても楽しいと思う。
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