地震以来、色んな人が、ボクたちのこと、日本のことを心配してくれる。
多くの友達、ロータリーの人たち、
大家さん、その妹さん夫妻、合気道の先生に稽古仲間、
遠くシャンパーニュ地方の知り合いはメイルで、
近所のモロッコ料理屋のおじさんは出会い頭に、
仲の良い陶芸家氏はアトリエの前を通ると、中から大きく手を降って合図してくれた。
一度も実際に会ったことのない友達のお父さんからさえ、メイルがきた。
他にも文筆仲間、ファッション関係者、王室関係者などなど…
みんな、「ニュースを見て、真っ先にプーちゃんたちのことを考えた」とか、
「ニュースを見るたびに心配している」とか、言ってくれる。
地震のことを考えるとやはり胸が潰れそうだけれど
改めて、ボクたちはいい人たちに囲まれているんだと思った。
ボクたちは、少しずつ、元気づけられている。
大げさじゃなく、フランスに来てから出会った全ての人が
この非常時に、ボクたちのこと、日本のことを、応援してくれてるように思う。
しみじみ。しじみ。
ところで、ボクたちはようやく、引越先を見つけた。
同じ家の、別の部屋だから、とってもらくちん。
フランスはネットを引くのも電気を引くのもひと苦労なので
一度引越すと三ヶ月は不便だろうと思っていたけど
今回は住所さえ変わらないので、助かる。
新しい部屋は、天上が高くて、
まんなかに暖炉のあとがある。
あの暖炉から、いつかサンタクロースが出てくるんだろうか
「やあプーちゃん、ワシじゃよ。
還付金が受けられるので、ここの口座にお金を振り込むんじゃよ」
…アヤシイ!ボクは、だまされないぞ!!
スペイン旅行のことも、そのうち書くとしよう。
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