2011-03-22

ボク、心優しい人たちと、暖炉のサンタクロースを思う

地震以来、色んな人が、ボクたちのこと、日本のことを心配してくれる。

多くの友達、ロータリーの人たち、
大家さん、その妹さん夫妻、合気道の先生に稽古仲間、
遠くシャンパーニュ地方の知り合いはメイルで、
近所のモロッコ料理屋のおじさんは出会い頭に、
仲の良い陶芸家氏はアトリエの前を通ると、中から大きく手を降って合図してくれた。
一度も実際に会ったことのない友達のお父さんからさえ、メイルがきた。
他にも文筆仲間、ファッション関係者、王室関係者などなど…
みんな、「ニュースを見て、真っ先にプーちゃんたちのことを考えた」とか、
「ニュースを見るたびに心配している」とか、言ってくれる。

地震のことを考えるとやはり胸が潰れそうだけれど
改めて、ボクたちはいい人たちに囲まれているんだと思った。
ボクたちは、少しずつ、元気づけられている。
大げさじゃなく、フランスに来てから出会った全ての人が
この非常時に、ボクたちのこと、日本のことを、応援してくれてるように思う。
しみじみ。しじみ。


ところで、ボクたちはようやく、引越先を見つけた。
同じ家の、別の部屋だから、とってもらくちん。
フランスはネットを引くのも電気を引くのもひと苦労なので
一度引越すと三ヶ月は不便だろうと思っていたけど
今回は住所さえ変わらないので、助かる。
新しい部屋は、天上が高くて、
まんなかに暖炉のあとがある。
あの暖炉から、いつかサンタクロースが出てくるんだろうか
「やあプーちゃん、ワシじゃよ。
還付金が受けられるので、ここの口座にお金を振り込むんじゃよ」
…アヤシイ!ボクは、だまされないぞ!!


スペイン旅行のことも、そのうち書くとしよう。
RIMG0116 by mikans101
RIMG0116 a photo by mikans101 on Flickr.

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