2017-07-10

プー子、ヒーローインタビューを受ける

プー「えー、ドイツ語練習帳を終えたプー子ちゃん選手に来ていただきました。プー子ちゃん選手、お疲れ様です。」





プー子「ありがとうございます。」

プー「今回の演技を終えられて、いかがですか。」

プー子「そうですね、まあ今回は、自分で立てた計画があったんですけど、あの、途中で寄生虫の人を看病しなきゃいけなかったりして、結構、計画通りできなくて、焦ったんですけど、でもまあ、なんとか、こうやって?無事に、目標としていた一時帰国前に練習帳を終えるっていうことができて、まあ自分では満足かなって思っています。」

プー「練習帳を始められる前と今と比べて、何か違いを感じられますか。」

プー子「そうーですね、んー 長かったけど  あっという間でした。」

プー「長っかったけど、あっという間。 そのように感じたのはどのあたりですか。」

プー子「そですね、やっぱり、辞書を引くのが早くなったかなって思います。 なんか、前までは、辞書を引いても、あの、schの項目とか長いなって、何ページ続くねんって思ってたんですけど、だんだんそれも苦じゃなくなったっていうか。あと、前は小さい辞書の方が引きやすく感じてて、それは、あの、言葉がコンパクトに辞書に載っていたからなんですけど、でも最近は、大きい辞書でも慣れた気がします。」

プー「なるほど。実力が上がるにつれて、道具のレベルも上がっていったんですね。ドイツ語練習帳をされると決められてから、今まで、およそ1ヶ月半。辛かった時期はありますか。」

プー子「んー そうですね、やっぱり? その、寄生虫のことが辛かったです。あと、過去分詞の作り方が、まだかなーって自分でも思いました。でも、途中で四回転ルッツが5回連続で決まって、それで、気持ちも乗ってきて、観客のみなさんの声援も聞こえたし、なんか、後から思えば、やっぱり結構集中できていたのかなって思います。」

プー「敗れた対戦相手、ドイツ語練習帳に一言を。」

プー子「そうですね。 まずはドイツ語練習帳を讃えたいです。 ドイツ語練習帳は、本当に素晴らしいプレーをしていたと思います...  本当に、第三セットは、プー子は幸運でした。ドイツ語練習帳と素晴らしい決勝戦を繰り広げられて、本当に幸せです。またウィンブルドンの決勝も、ドイツ語練習帳と一緒にしたいです。」

プー「今シーズンはオリンピックイヤーですが、今シーズンの目標をお聞かせください。」

プー子「んー っそうですね、できれば、ドイツ語しか話せない人と、話したいですね。やっぱりまだプー子のドイツ語レベルはそんなに高くないので、相手の人が英語とかフランス語とか話せたりすると、あの、そっちの言語にいっちゃうと思うんですよ。だから、本当にドイツ語しか話せない人なら、もうそれ以外逃げ道がないから、自分の実力を試せるっていうか。あの、この夏は鎌倉に行くんですけど、ほんと、鎌倉で、ドイツ語しか話せないドイツ人と会えたらいいなって思っています。」

プー「目標とする具体的な点数などありますか。」

プー子「そうー ですね、 あの、やっぱりなるべく早く、ピッチャーとバッターと、両方で活躍する大谷くんが見たいです。」

プー「どうも、ありがとうございました。ドイツ語練習帳を終えられたプー子ちゃん選手でした。お疲れ様でした。」

プー子「ありがとうございましたー」

2017-06-30

プー族の慰安旅行

こんばんは、ボクです。

先週、プー族は、毎年恒例の慰安旅行でトゥールーズに行きました。
トゥールーズといえば美味しいご飯!...のはずが、
トゥールーズ行きの直前からミカちゃんがクリプトなんとかという寄生虫に感染して
ボクは、何十日も、病人の付き添いばかりするはめになった。
頼られると、よわいボク。
ちなみにこの寄生虫の感染力はとても強いらしいので、
トゥールーズにいるあいだ、健康そうな人以外には会えなかった。
美味しいものも、お預け。


おまけに!
ストラスブールからトゥールーズに行く飛行機が
出発直前にキャンセルになった。代替便は用意されたけど
直行便で行けたはずのところを経由便で行かなければならなかったので
トゥールーズに着いたのは、予定より、うんと遅かった。
おかげでボクは、ユウタくんに会えなかった。


さらに!
トゥールーズ滞在中は、フランス中に猛暑注意報が出ていた。
トゥールーズの最高位気温は、37度とか、38度とか。
嗚呼、プー族の試練!





ピレネー山中にあるバニエール・ド・リュションも、避暑地なのに、35度だった...


去年はこの上のシュペール・バニエールまで登ったのだ。でも今年は病人が車酔いをするので、本格的な山道は断念せざるをえなかった。



しかし、こんなことでめげるボクたちではない!泣くのは嫌だ、笑っちゃおー

リュションの山中でニンジャごっこ
さすがに日陰は涼しかった。


そういえば去年は、クロマニョン人の洞窟に行ったなあ。あそこは夏でも寒かった。






トゥールーズはとても不思議な街だ。
もうボクたちはトゥールーズに住んでいないし、それは街のいろんな変化を見ても明らかなのだけれども、それでもなぜか、ボクたちは、トゥールーズにいると、帰って来た感じがする。とても、居心地がいい。

ボクはまた、トゥールーズに住みたい。
子曰く、次に引っ越すなら、ハワイか、トゥールーズだ。



愛するJardin Royal.

相変わらず平和な公園。








週末は、うってかわって涼しかった。


のんびり、ああこれこそ、慰安旅行...


日頃、とーっても忙しいプー族の、束の間の休息...


愛するキャピトル広場。


トゥールーズを歩くと、この場所では何があったとか、この場所ではどのお菓子を食べたとか、そういう思い出がいっぱい。

墓地にいるカズさんにも会いに行った。



それから、合気道もした。

最初、プー子ちゃんがワザをして、ボクがウケをして、ボクは投げられた。

それから、ボクがワザをして、プー子ちゃんがウケをして、ボクは投げられた。

ボクは投げられてばかりだった。
おかしいな...




南仏滞在は7日間。ピレネーに3泊、トゥールーズに3泊だった。
たった一週間の旅行だったのに、ストラスブールに帰ってきたからというもの、ボクはとてもトゥールーズが恋しい。

2017-06-05

ボクとテニスマネー

こんばんは、ボクです。

今、フランスではロラン・ギャロスの真っ最中です。
ボクはテニスの世界ランキングで永遠の0番シードですから、ボク以下のランキング1番以下の選手をたまに見ます、見てあげます。プー子ちゃんとミカちゃんは、ナダルを応援しているらしいけど、さて、どうでしょうか。


それにしてもテニスの世界ってのは、びっくりするぐらい沢山のお金が動く。
スポーツ選手の稼ぎランキングで上位に来るのは、いつも、サッカー選手、バスケットボール選手、テニス選手だそうだ。驚いたことに、野球選手は、それよりちょっと下らしい。


たとえば、2016年の日本のスポーツ界では、大谷くんよりも、ユニューハヅルよりも、錦織くんが一番稼いだらしい。


どうしてなんだろう。
カーリングの選手も、水泳の選手も、世界1になるためには、みんなとてつもない努力をしているはずだ。なのに、テニスの選手は、とにかくたくさんお金をもらう。きっとこういうのは、努力の量とは何も関係がないのだ。


それに、サッカーやバスケットと比べると、テニスはちょっと、違う気がする。

テニスは、個人スポーツだ。チームでワイワイしない。
それから、テニスは、サッカーやバスケットに比べて、お金持ちのスポーツって感じがする。試合も静かで、テニス選手は、ジェントルマンで、知的ってイメージがある。なんてったって、テニスでは、精神コントロールが大事なのだ。試合中にトイレにいける回数も限られている。水を飲む順番だって、間違えちゃいけない。
試合後のスピーチでは必ず相手を讃えるし、数カ国語堪能な人も多い。


うーむ...
もしかして、広告をするのに、そういう知的でジェントルマンってイメージが、うまく働いているのかもしれない。フェデラーはロレックスだし、ナダルはナイキで、ジョコビッチは髪の毛がマリモで、錦織くんはユニクロだ。ジョコビッチは髪の毛がマリモだ。
そうだ、結局、広告代だ!


結論。
だったら、ボクだって、知的で、ジェントルマンだから、広告が来てもおかしくない!


ロレックスの時計をベルトにするボク
トミーヒルフィガーのパンツを履くボク
マリモの観光PRをしながら、イタリア語のジェスチャあをするボク...


ああでもやっぱり、ボクは、お菓子屋さんとスポンサー契約を結びたいなあ。
出町柳のふたばとスポンサー契約をしたい。セットとセットのあいだに、豆餅を食べて、試合中は、団子を食べますよ。 どうですか、ふたばさん?








(ミカちゃんがパリに行ったので、ラデュレのマカロンを買ってきてもらいました)