こんばんは、ボクです。
日本は大雪だそうですが、ボルドーはもうすっかり春の気配が漂っています。
きょうは19度まであがった。夜も、あまり寒くなくて、春の宵です。
ラジオによれば、今年のフランスの冬はもう終わったらしい。
ボクは毎日アパートにいて、窓の外の小鳥を眺めている。
最近ポーズをとってくれた
アオガラのイワオさん。
だけども野鳥に餌をあげてもいいのは
秋から冬のあいだだけだ。
春からは虫が増えるし、
鳥にとっても、うちに置いてある木の実類じゃなくて、
そういう動物性タンパク質の方がいい。
それに、長いあいだ人間に慣れてしまうと、その後が危険だ。
だから、もうすぐイワオさんたちとも
しばらくのお別れかと思うと、ボクはお寂しい。
ーーーーーーーーーーーーーーーー
最近のボクは、オリンピックを見ています。
テレビが見られるようになったので、生中継で見ている。
そういえば、4年前のバンクーバーも、フランスで見ていたなあ。
ボクは、ジャンプの高梨沙羅ちゃんが飛ぶ日に、
「まあ少なくともメダルは取れるだろうなあ、何色かなあ」と思ってしまった。
それで結局4位になってしまったので、ボクは、
ボクの思ったことがいつのまにか沙羅ちゃんに伝わって、
沙羅ちゃんを緊張させてしまったのではないかと思って、心苦しい。
やはりボクほどになると、発言力があるから、気をつけるべきだった。
昨日と今日は、フィギュアスケートを見た。
昨日は無心で見たけど、今日は羽生君に期待してしまった。
これも羽生君に移ってしまったようで、羽生くんは失敗した。
ボクは申し訳なかったけど、
それでもボクの不安はパトリック・チャンにも伝わったようなので
どっこいどっこいだ。結局羽生君が金メダルで、ボクもほっとした。
ここで、ボクはぜひフランスのテレビ中継のいい加減さについて、書いておきたい。
フィギュアスケートの実況と解説は3人組で、
その中のひとり、フィリップ・キャンデロロは
長野オリンピックで銅メダルだった。今は解説でおなじみ。
この3人は、中継のあいだ、本当によく喋った。
日本の中継もうるさいけど、その比じゃなかった。
昨日は、氷の上で、もう滑り出している選手がいるのに、
ずっとどうでもいい雑談をベラベラ続けていた。
それで演技開始後、数秒たってから、
「ところで今滑っている中国の選手ですが…」と言いだした。
ひどいもんだ。
そういえばフランスでは、スーパーで他のお客さんが待っていても
おかまいなしで雑談を続けるレジ係とお客さんがいる。
お国柄なのか。
それから今日は、羽生君の演技のあいだ、ずっと3人が好きなことをまくしたてていた。
羽生君がミスをすると、ありえない!なんだってこんな日に!と
蜂の巣をつついたようだった。
音楽が聞こえないぐらい、うるさかった。
しかも、言っていることは、くだらない、どうでもいいことばかりだった。
ボクは、羽生君がミスをしたのは、解説があまりに
ギャアギャアうるさかったからじゃないかと思う。
そのあとも、他の選手の演技中に、インタビュー中の羽生君の音声がかぶってきた。
映像は他の選手なのに、音声は羽生君のインタビュー。
どうやら優勝候補でない選手の演技は、BGMみたいなもんらしい。
バック・グラウンド・パフォーマンスだ。
おまけに中継の最後で、スタジオが、もう切り上げますよって言ったときに
キャンデロロが、
「ちょっと待ってひとつ言いたいことがある、とても大切なことだ」
と言うから何かなあと思ったら、
今日は解説のおばちゃんの誕生日だったらしく
そのおばちゃんに花束を渡すためだった。
電波の私物化!!
まあ、それでも、いいところもあった。
フランスにはブライアン・ジュベールというスター選手がいる。
解説の人たちは、その選手も応援していたけれど、
他の国のいい演技をした選手にも、惜しみなく賞賛を送っていた。
ショートプログラムの日には、
日本三選手が表彰台を独占するんじゃないか、と本気で言っていた。
それからかなり現実的でもあった。
羽生君がミスをしたあと、彼はこれで銀メダルだろうと言っていたし、
そのあとチャンがミスをしたら、やっぱりチャンが銀だろうと言って、
その後の選手は、最高でも三位だな、と言っていた。
滑り終わる前から決めつけるのはどうかと思ったけど、
なるほどそれはそれで、願望混じりの予想よりも、よほど現実的で、正直だ。
これは、オリンピックで代理戦争をしている日本と韓国の
ぶさいくな報道に比べると、よっぽどスポーツマンシップがあって、
聞いていて、気持ちよかった。
羽生君は、ボクのおかげで金メダルをとれたので、
ボクに十分感謝してもらいたい。
「エセル卿、今月のカレンダーだ。
壁に穴をあけられないので、
ドアの取手にぶらさがっている。」
「はい」
「ここに書いてあることは正しい。
つまり、成功すればボクのおかげで、
失敗すれボクのせいじゃない、誰かのせいだ。
これは、世の中の真理なのだ。
だから、何かいいことがあったら
ボクのおかげなんだよ」
「はい、プーちゃん!」
2014-02-14
2014-02-02
究極の茶人、ボク
今日もボルドーは雨が降った。
すばらしく晴れていても、通り雨が降るのがボルドー。
「エセル卿、ご覧。
今日も雨が降っているよ」
「どんよりしていますねえ」
「エセル卿、降らずとも傘の用意という言葉がある。
お茶の心得を説いたものだ。知っているね」
「はい」
「雨が降っていなくても、傘を用意しておくのが茶人というものだ。
けれどもボクは、晴れているのに傘を持っているなんて間抜けなことはしない。
ボクは、雨が降っては困るので、家から出ない。
降らずとも在宅だ。いわば、ボクは究極の茶人なのだよ」
「すごい、プーちゃん!」
「それから、花は野にあるようにというが
ボクは、野の花は手折らない。ボクより大きいのが多いから手折るのは一苦労。
刻限は早めにというが、早めとは絶対矛盾的プー論理によって遅めなので、
要は、刻限はいい加減に。
稽古とは一より習い一を知り一よりかえるもとのその一。
何事も、おうちでぬくぬく、安全なところでのんびりが重要だ。」
「さすが、プーちゃん!究極の茶人!」
「汝、ボクのほか何者も究極の茶人とすべからず。
もっと知りたければ、ボクの書いた本、『三輪車の書』でも読んでみるといいよ。」
「はいっ、プーちゃん!」

雨が降りそうな日は、家にいて
小鳥を見ているのが一番いいのだ。
向かいの木の枝の先が
だんだん赤くなってきている。
新しい葉が芽吹きはじめているのだな。
もう明日は立春。
これから、何事もなく
すくすくと
あの葉が広がっていきますように。
これは、この時期の風物詩。
使い終わった樅の木の廃棄場。
クリスマスの樅の木は、
本物を使う人が多い。
だからそのぶん、年明けに
沢山樅の木が捨てられる。
ちょっと悲しい。
ボクは春を待っている。
すばらしく晴れていても、通り雨が降るのがボルドー。
「エセル卿、ご覧。
今日も雨が降っているよ」
「どんよりしていますねえ」
「エセル卿、降らずとも傘の用意という言葉がある。
お茶の心得を説いたものだ。知っているね」
「はい」
「雨が降っていなくても、傘を用意しておくのが茶人というものだ。
けれどもボクは、晴れているのに傘を持っているなんて間抜けなことはしない。
ボクは、雨が降っては困るので、家から出ない。
降らずとも在宅だ。いわば、ボクは究極の茶人なのだよ」
「すごい、プーちゃん!」
「それから、花は野にあるようにというが
ボクは、野の花は手折らない。ボクより大きいのが多いから手折るのは一苦労。
刻限は早めにというが、早めとは絶対矛盾的プー論理によって遅めなので、
要は、刻限はいい加減に。
稽古とは一より習い一を知り一よりかえるもとのその一。
何事も、おうちでぬくぬく、安全なところでのんびりが重要だ。」
「さすが、プーちゃん!究極の茶人!」
「汝、ボクのほか何者も究極の茶人とすべからず。
もっと知りたければ、ボクの書いた本、『三輪車の書』でも読んでみるといいよ。」
「はいっ、プーちゃん!」
雨が降りそうな日は、家にいて
小鳥を見ているのが一番いいのだ。
向かいの木の枝の先が
だんだん赤くなってきている。
新しい葉が芽吹きはじめているのだな。
もう明日は立春。
これから、何事もなく
すくすくと
あの葉が広がっていきますように。
これは、この時期の風物詩。
使い終わった樅の木の廃棄場。
クリスマスの樅の木は、
本物を使う人が多い。
だからそのぶん、年明けに
沢山樅の木が捨てられる。
ちょっと悲しい。
ボクは春を待っている。
2014-01-26
プー子、雨のなか春を待つ
みなさん、こんばんは。プー子です。
プー子の今年の目標は、「たくさんお菓子を食べたい」です。
週末に食べた牡蠣。
マルシェで買ったら
色々とおまけをしてもらったので
14個で5.5ユーロだった(!)
ボルドーから遠くないところにある
アルカション湾にうかぶ
îles aux oiseaux(小鳥島)の牡蠣。
ボルドーでは、ちょっとしたブランドです。
生牡蠣は、チュルッと食べる
食感がたまらない。
海の近くに住んでいる特権。
フランスでは、牡蠣はもっぱら生食です。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
この冬は、11月がとても寒かったけど、
そのあとは全然寒くない。
気温も、毎日10度ぐらいまで上がって、
このまま「暖冬」のまま終わるのかもしれない。
そういえばもうすぐ立春で、そう考えると、今年の冬はとても半端だ。
冬らしさが全然ない。かといって春でもない。
最近の心配事は、雨です。
大雨ではないのだけど、最近ずっと小雨の日が続いている。
それでガロンヌの水位があがっているらしい。
ピレネー山脈から流れてきたガロンヌ河は、
トゥールーズを通ってボルドーでドルドーニュ河と合流して、大西洋に流れ込む。
トゥールーズを含むミディ・ピレネー地方は「洪水注意報」が出ている。
川沿いの散歩道はとっくに浸水したそうだ。
そこで、プー子はボルドーのガロンヌを見に行った。
みなさん、こんにちは
プー子は、雨のボルドー、
ブルス広場にやってきました。
雨がふっています。
有名ななんとか橋。
普段の水位がどのぐらいか
プー子にはわからないので、
これが高いのか低いのかわからないけど、
たぶん高いのだと思う。
ガロンヌの水は、茶色く濁っていた。
静かに流れていたけれど、
流れは速かった。
カンコンス広場にきている
太陽の塔みたいなサーカス団も
連日の雨で、商売あがったりだ。
カンコンスの女神像が雨に濡れて困ると
プー子に言ってきたけど、
それは銅像なのだから仕方ない、
とプー子は答えた。
仕方ない、仕方ない。
とにかく雨続きが、
なんとかなってくれないことには。
なんともスッキリしないお天気なので
おうちで、プー族のカラオケ大会をした。お題は「雨」
最近井上陽水ばかり歌っている
お兄ちゃんが「傘がない」を歌って
プー子はテレサ・テンの「氷雨」を歌った。
お兄ちゃんがいい加減な歌詞の「ペニーレイン」を歌って
プー子は「大阪しぐれ」を歌った。プー子は最近、もっぱら演歌。
エセル卿は、司会とタンバリンと掛け声担当。
最後にみんなで「雨のステイション」を合唱。
少し前に、東京で歌会始に行ったけれど
これはプー族版、カラオケ歌会始め。
ああ
早く春にならないかなあ
水仙はまだかなあ、ミモザはまだかなあ
ボルドーに来て初めてのいけばな。
お題は、「春を待つ」
登録:
投稿 (Atom)