こんばんは、プー子です。
今日、10月4日、大谷くんが4番投手で勝った、この良き日に
プー子のドイツ語講座3年目がスタートした。
講座自体は、実は先週から新学期だったのだけども
プー子たちは先週ちょっくら日本に行かねばならなかったので
今週から参戦する。
これは、
フランクフルトからアムステルダムまでの飛行機
ブオー
束の間の、日本滞在
滞在時間は、なんと丸3日!
1年目と2年目はフィッシャー先生だったから
プー子は今年もフィッシャー先生の授業を受けたかったけど
どうしても時間割があわなくて、断念。
というわけで、今年から新しい先生です。
フィッシャー先生には、ドイツ語で、
今年はこういう事情で行けませんって、
ドイツ語で、メールを、ドイツ語で、書いた。
そしてドイツ語で、お返事をいただいた。
ああ、今年は、どんな先生かな、どんなご学友かな、ワクワク。
教室の扉を開けると、ああっ、まさかの、カリンさん!
なんと、去年のライバル、カリンさんが、同じクラスにいた。
カリンさんは、去年、一人だけドイツ語レベルが高くて
一人でペラペラ喋っていた人だ。
何の因果か、今年も一緒にドイツ語を勉強します。
ご学友は、カリンさんを含めて、九人。プー子もいれて、十人。
ちょうどいいぐらいの人数だ。
プー子はちょっと遅れて教室に入ったので、前の方の席はいっぱいだった。
仕方がないので、後ろの方に座っていたカリンさんの隣に座った。
しばらくして、先生登場。なんか、先生、お若い。
見た感じ30代かしら。
そして、急に、怒涛のドイツ語!
えっ、先生、何おっさってんの?
何となく先週いなかった人を見つけては、自己紹介してとおっさってる気がした。
プー子にお鉢が回ってきたので、とりあえず自己紹介をした。
カリンさんも先週来ていなかったらしくて、自己紹介をした。
それから、先生は、ずーっと、ドイツ語...
しかも、通常スピードのドイツ語...
なんとこのクラスは、特定の教科書を使わずに
ドイツ語でその時々のお勉強テーマに沿って進行していくらしい。
ここでプー子は、ハハンと思った。
これは最近流行りのメソッドだ。
フィッシャー先生の授業は、ドイツ語3割、フランス語7割ぐらいで、
説明が随時フランス語で入ったので、プー子たちは安心だった。
ところが最近、外国語学習で、とにかく外国語をいーっぱい聞かせて、
説明はできるだけ少なく要点だけ、というメソッドがあるらしい。
それもできるだけ教科書的ロールプレイは避けて、
現実世界の身の回りのことをテーマにして、学ぶのだ。
これだ、この先生は、こういう授業をなさるんだ。ハハーン...
ハハーン、と、思ったはいいけど、
先生のおっさっていることがわからない。
休み明けで、プー子の耳はまだドイツ語モードになっていないのだ。
プー子は焦った。「わかりません」とドイツ語で言った。
そこで先生が「フランス語とドイツ語と、どちらで説明してほしいですか」と
ドイツ語でおっさったので、プー子は、負けじと「ドイツ語で」と言った。
今度は、なーんとなく、わかったような気が、しないでもなかったけど、
やっぱり大半わからなかった。でも、少しわかったような気もした。
とりあえず初回の授業を受けてみて、
終わってみると、今日のテーマが何だったのか、わかる。
先生のおっさっていたことは大抵わからなかったけど、
今日の学習の、肝心なところは、わかった。
ふう...
カリンさんは、結構食らいついていた。
プー子は、カリンさんもわからなければよかったのに!と少しだけ思ったけど、
いやいや人の足を引っ張るようなことを考えるなんて、
卑屈になってはいけない!と思って、
なんとか、ペラペラ喋れなくても聞き取ろうと努力した。
今日はまだ耳が慣れていないだけだから、もっと慣れたら、プー子も、食らいつくのだ!
前の方の席に、カリンさんよりもっと喋れる
カリンさんの権化みたいなおばさんが二人ぐらいいて、
そのゴンゲさんは、不自由なくドイツ語を喋っているように見えた。
はあー、このクラスで、本当にやっていけるか不安だけれども
プー子はとりあえず食らいつく!
ちょっとカリンさんを心強く思ってしまったので、
お教室がおわってから、たまたま持っていた、とよすのおかきをあげた。
敵に塩を送ったまでよ...