2015-03-08

プー子、春にして鴨を想う。

みなさん、こんにちは。
プー子です。

今週末はフランス全土が暖かかった。
予報によると、ボルドーは
土曜日に20度、日曜日に21度まで上がるとのことだった。
それで実際は23度ぐらいあったんじゃないかと思う。
日向は暖かいというより暑かった。




プー子は、毎年春を経験しているはずなのに、
気温が20度まで上がる日にどんな服装をしたらいいのか
皆目見当がつかなかった。
春は毎年新しい。








だけどプー子はまだ6歳で、7回目の春だから言い訳できるけど
25回目の春を迎えるお兄ちゃんも
32回目の春を迎えるミカちゃんも
20度の日の服装がわからなかったらしい。
これは重大だと、プー子は思う。
健忘症とみなしてもいいと思う。
プー子はそろそろ来年ぐらいには
突然20度の日が来ても大丈夫なようになっておきたい。




日曜日の公園は暖かくて、
たくさん人がいた。
人がたくさんいたから、
小鳥は少なかった。




マグノリアや桜が咲き始めていた。













プー子は、最近すごく疑問に思っていることがある。
鳥の親子は、巣立ったあとも、お互いに親子だってわかるんだろうか。
巣立ったあとはどういう関係になるんだろう、ということだ。
鳥は、一人前になるまで、親に面倒を見てもらう。
鴨の親なんて、子を守るのに必死だ。
春から初夏ぐらいまで、親のあとをヨチヨチと歩く小鴨は、見ていて微笑ましい。
だけども一度巣立ったあとは、どうなんだろう。
あんなに仲良くしていた親子が、同じ池で顔を合わせても
他人のふりをしているのなら、
それはちょっと哀しいことだと、プー子は思う。
鳥は、親子だってわかっているのかしらん。

今の時期の、成鳥ばかりの池を眺めていても、
誰と誰が親子かだなんて、そんなことは素振りも現さない。
みんな、単なる鴨1、鴨2だ。

でもやっぱりプー子にはわからないだけで、
たまには鴨も里帰りをして、
やっぱり実家はいいわあとか言っているんだろうか。
せっかく今日は孫のカモオが遊びにきたから、
みんなで和食のさとにでも行こう、
だけどネギは持っていっちゃいけないなんて、やっているんだろうか。

鳥といえども、渡り鳥なんか見ていると、結構な社会性をもっているので
やっぱり何かしらの、何かしらがあるんじゃないかと思う。

とっても気になる。


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