2013-01-13

プー子とガレット・デ・ロワとバンド結成

プー子です。

今の時期のフランスといえば、ガレット・デ・ロワ galette des rois!
東方の三博士が幼子イエスを表敬訪問したのにちなんだお菓子だそうです。
1月6日ぐらいに食べるのが本当らしいけど、1月中は売られている。

このお菓子はまんまるのホールで買うのが定番です。
というのもこのケーキには有名な遊びがある。
ケーキの中に、フェーヴという陶器のオブジェが入っていて
その陶器の入った部分を当てた人が、その日の王様(女王様)になる。
フェーヴを当てると、何でも好きな命令ができるという
なかなか権力を揶揄した遊びで、
決め台詞は「民間なら当たり前」。
だからこのケーキを買うときは、お店のひとが、紙でできた王冠をつけてくれる。

中にアーモンドクリームが入ったパイ生地のケーキが有名だけれども、
実はブリオッシュ生地のケーキもあって、先輩によると、これは南部のお菓子らしい。
もちろんトゥールーズは南フランスなので、両方売られています。
ブリオッシュ生地の中でも、フルーツのシロップ漬けが入ってるのがリムーLimoux風
オレンジフラワーの香り付けをしたのが、ロワRoiです。

今回プー子たちは、先輩と一緒にパイ生地を食べ、
ピエールおじさんと一緒にロワを食べた。
フルーツのシロップ漬けは化学的な緑色なので、遠慮した。

食べるに先立って、プー子たちは、プー族会議をひらいて、
どうしたら百パーセントの確率で
フェーヴを引くイカサマができるか、思案に思案を重ねた。
自分たち以外に王様ができるなんて、まっぴらごめんだから。

結局、ケーキをまるごと食べるか、
細かく切っていって、包丁が何か固いものにあたったら、
知らぬ顔をして、そのパートを食べる、というのが有効だという結論になった。

その結果。プー族は王様になりました。いえい。

こちらが、当てたフェーヴ。
細工が細かいです。
















-----------------------------------------------------

今の時期のフランスといえば、ガレット・デ・ロワの他に、セールもあります。
フランスのセールは法律で期間が決められていて、今週始まったばかり。

プー子は、最近Charにはまっているので、
プー子のサイズのエレキギターと、プー子のサイズのアンプが欲しいと思っている。

そしたらそれを聴いたお兄ちゃんが
「プー子ちゃんがギターをするなら、ボクはタンバリンをする!」と言い、
エセル卿が
「わ、ワタクシは、合いの手を入れます!」と言ってくれた。
そういうわけで、プー子たちは、ロックバンドを結成することにした。

ギター&ボーカル:プー子
タンバリン:お兄ちゃん
コーラス:エセル卿

1月13日、結成。いえい。
まずはCharかジュリーのカバーから始めたいと思うけれども
それより前に、ギターを見つけるところから始めなければいけない。

そういうプー族の毎日です。

0 件のコメント:

コメントを投稿