ロシュフォールを出たボクたちは、
そのすぐ北にあるラ・ロシェルという街に行った。
古いふるい港町で、洗練されたマルセイユ、という印象だ。
これは港の大時計、ボクはちょっと、
魔女の宅急便の街みたいだと思った。
こちらは日曜日のマルシェ、
とても活気がある。
フランスにしては珍しく、魚屋さんが多くて
フランスにしては珍しく、魚が美味しい。
でもこれは野菜のマルシェの写真。
海上バスで移動するボクとエセル卿。
朝なので、プー子ちゃんはまだ寝ている。
いつもトゥールーズを出て気づくのは
街が赤くない、ということ。
トゥールーズは「バラ色の街」をキャッチコピーにしているので
街中はほとんどレンガの建物、赤色だ
だからたまに他の街に行くと、
「ああ、赤くない!」
ちょっと目がスッキリする。
ラ・ロシェルは白い。
トゥールーズが赤で、ラ・ロシェルが白だから、
トゥールーズ、ラ・ロシェル、トゥールーズ、ラ・ロシェルと並べておくと
これは紅白でとっても縁起が良いから、ぜひそうしたらいいとボクは思う。
港町の日曜は、とっても気持ちよかった
下に写真をならべるので、
顔を左に90度傾けて、画面をずずーっとスクロールしてほしい
なぜかというと、ボクたちのカメラには
パノラマ機能がないからだ。
かつてロシュフォールやラ・ロシェルからは
イギリスへと向けた軍艦が発っていった
遠く故郷を思うエセル卿
「エセル卿、ビー・アンビシャス!」
「はい、プーちゃん!」
※後日談
旅を終えて、トゥールーズに帰ってきたボクたちに
大家さんがやってきた。
なんでも、ラ・ロシェルにいる大家さんの親戚の娘さんが
ボクの大ファンらしく、ぜひボクを
ラ・ロシェルにご招待申し上げたい、と言ってるらしい。
ボクは、ラ・ロシェルはもう一度行きたいけど
あまりに最近行ったもんだから、どうしようかと考えあぐねて
考えあぐねたので 眠くなっている。
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