金曜日、プー子はお誕生日だった。
お昼に目が覚めると、おめでとうメッセージのあらしで、
世界中から、たくさんのバラがとどいた。
窓をあけると、小鳥やお花たちが
「プー子ちゃん、おめでとう、おめでとう」と賑やかだった。
雲も葉っぱも、「おめでとう、おめでとう」と言ってくれた。
太陽もゼウスも、「おめでとう、おめでとう」と言ってくれた。
スティーヴィーはハッピーバースデーを歌ってくれた。
ニューヨークフィルハーモニーはハッピーバスデーを演奏してくれた。
お兄ちゃんはパリオペラ座に連れてってくれた。
街中、世界中、プー子のお誕生日のために
お祝いムードになっていて
プー子、まんざらじゃなかったけど
ど派手に祝われるのって、好きだけど、苦手。
こういうの、乙女心っていう。
おうちでは、沢山ケーキをたべた。
プー子は女の子だから欲張り。
だから、色んな種類をちょっとずつ食べたい。
それで、フランボワーズだのチョコレートだのアップルだの
たくさん沢山食べちゃった。
いつもの女子会のみなさんに、
この日はお兄ちゃんもがんばって起きてくれていた。
いいお誕生日だったわ。
もうあと3日ほど続いてもいいわよ。
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