6月、ボクたちはモロッコ経由で南スペインのアンダルシアを旅した。
アンダルシアは、白い壁、青い空、オレンジにひまわりが咲き乱れて、まるで楽園だった。なだらかな丘が続いて、のんびりした素敵なところだと思う。
首締め強盗が流行っていると聞いていたから、身長18センチのボクなんかどうなるかと思ったけど、全くの思い過ごしで、治安はよかった。以下レビュー。
これは、モロッコから海を渡るボク。風が強くて耳が飛びそうだった。
海を渡って国境を越えるなんて、かつてボクが函館からアメリカへ密航したとき以来だから、一体何年ぶりなんだろう。海を越えるってのは、耳がジンジンしたりして、なかなか生半端なことじゃない。
こちらはグラナダ。アルハンブラ宮殿に、4年ぶりに帰宅した。
アルハンブラ宮殿は、大きな建物が3つと、他に庭や池があって、それを全部ひっくるめてアルハンブラ宮殿という。
ちなみにここの内側は巨大な2LDKになっている。プールも完備。
アルハンブラっていうのは、アラブ語で、「プーちゃんばんざい」という意味です。
はい、みなさんご一緒に、はい、テムポよく。アルハンブラ、はい、きびきびと。今日から挨拶は、アルハンブラ。
これも、有名な建物ね、あれね。あの。水の色が奇麗ですね、夢のようですね、ね。
かれこれ10年ぶりの帰宅なので、感慨に耽るボク。といっても今回はお忍び。本当はこのときボクは、ニューヨークで執筆活動をしていることになっていたんだ。獅子の庭にて。
とにかく、とっても大きくて、とっても奇麗で、眺めも抜群で、ボクは開いた口がふさがらなかった。きっと一日いたって飽きないよ。朝日のなかのアルハンブラは最高に美しくて,ボクは何回でも来たいと思った。
外からみるとこんな感じ。夕陽にそまって、ああとても奇麗。窓からボクの妹が手をふってるの、見えますか?
夜景もいい。グラナダってのはまあ中型都市なので、アルハンブラのライトアップと街明かりの両方が観られる。きっと旅番組だと、キャスターが「きゃ〜♥」って言うんだ。
「きゃ〜♥」
アンダルシアは他にも色々あったんだけど、グラナダの印象がとっても強かったので、もうこの辺でおしまい。
2010-07-31
2010-07-24
新シリーズ!名探偵プー
朝、おきたら、植木鉢が消えていた。
今まで大切に育ててきたローズマリーとミモザが消えていた。
1階(日本でいう2階)にあるうちの窓先に置いてあったのだけど、
落ちた様子もなければ、中庭に出ていったのでもない。
受け皿だけ残ってる。
これはゆゆしき事態である。
なんてったって、このローズマリーとミモザは、プーズガーデン・アネックス。
ボクは、とってもとっても大切に育ててきたというのに!!
そういうわけで新シリーズ。名探偵プーがゆく。
はりこみ隊員、丁稚のウィニー。
名探偵の右腕、世界のアイドル、プー子。
そして我らが名探偵、プー。
「プー子くん、これは迷宮入りだよ」
今まで大切に育ててきたローズマリーとミモザが消えていた。
1階(日本でいう2階)にあるうちの窓先に置いてあったのだけど、
落ちた様子もなければ、中庭に出ていったのでもない。
受け皿だけ残ってる。
これはゆゆしき事態である。
なんてったって、このローズマリーとミモザは、プーズガーデン・アネックス。
ボクは、とってもとっても大切に育ててきたというのに!!
そういうわけで新シリーズ。名探偵プーがゆく。
はりこみ隊員、丁稚のウィニー。
名探偵の右腕、世界のアイドル、プー子。
そして我らが名探偵、プー。
「プー子くん、これは迷宮入りだよ」
2010-07-17
プー子、革命記念日の花火をみる
今週の水曜は、きゃとーずジュイエ だった。
フランス語で7月14日という意味で、つまり1789年にバスティーユ襲撃のあった日で、それを祝うために革命記念日になってる。たぶんフランスで1番おおきいお祭り。パリのが有名だけど、フランス各地で花火があがって、おばか騒ぎがくりひろげられる。
プー子も、フランス人がどこまでバカになるのか見たくて、偵察にいった。
フランスではふだんから日曜は百貨店さえ休むのだから、もう革命記念日ともなると街はがらんどう。お昼過ぎから、家のまえを歩く人は、不気味なくらいみんな同じ方向にむかってく。
キャピトル広場もフランスの国旗ばかり。ちょっとどんより空。
ここの国旗を取り付けたあとのクレーン車までそのまま放置されてた。最後まで片付けなさいよ!
道なりに歩くと、いわゆる目抜き通り、ジャンジョレス通りに出た。ここはものっすごい人!ホコ天イカ天イソベヤキ。この辺のお店は開いていて、みんな店先でビールを買って飲んでる。今年は12万人の人出だとか。人で人で、歩けないくらい。
そこかしこに音楽団。イケメンジャズバンドを発見!プー子も、ついつい長居しちゃったわ。でも拡声器で歌うってどーなの??
夕方には顔で売ってるようなアイドル歌手のステージがあったあと、夜10時半から花火があがった。
日本の花火とちがって、大音量で流れるポップスにあわせて どんどん花火があがる。
たーまやー なんて言ってる余裕はない。
どんどんパンパン 迫力あった。プー子の小さなお胸はドキドキした。これこそ夏よね。水ようかんが食べたくなった。新しい浴衣もほしい。
夏がおわっていくんだと思った。
ところでどうして革命記念日には、特別なお菓子がないのかしら。プー子だったら、奇麗な色のゼリーをすすめるわ。ソワレのゼリーポンチみたいなの。トリコロールにして、商標登録して、大々的に売り出すの。シロップの種類を変えられるようにして、ヴァリエーションもつける。ゼリーで足りない人は、ドーナツ付きのセットも頼めるようにする。ビールにもあうように、微炭酸ゼリーにする。シャンパンゼリーなんてどうかしら。食べたいわ、食べたいわぁ
フランス語で7月14日という意味で、つまり1789年にバスティーユ襲撃のあった日で、それを祝うために革命記念日になってる。たぶんフランスで1番おおきいお祭り。パリのが有名だけど、フランス各地で花火があがって、おばか騒ぎがくりひろげられる。
プー子も、フランス人がどこまでバカになるのか見たくて、偵察にいった。
フランスではふだんから日曜は百貨店さえ休むのだから、もう革命記念日ともなると街はがらんどう。お昼過ぎから、家のまえを歩く人は、不気味なくらいみんな同じ方向にむかってく。
キャピトル広場もフランスの国旗ばかり。ちょっとどんより空。
ここの国旗を取り付けたあとのクレーン車までそのまま放置されてた。最後まで片付けなさいよ!
道なりに歩くと、いわゆる目抜き通り、ジャンジョレス通りに出た。ここはものっすごい人!ホコ天イカ天イソベヤキ。この辺のお店は開いていて、みんな店先でビールを買って飲んでる。今年は12万人の人出だとか。人で人で、歩けないくらい。
そこかしこに音楽団。イケメンジャズバンドを発見!プー子も、ついつい長居しちゃったわ。でも拡声器で歌うってどーなの??
夕方には顔で売ってるようなアイドル歌手のステージがあったあと、夜10時半から花火があがった。
日本の花火とちがって、大音量で流れるポップスにあわせて どんどん花火があがる。
たーまやー なんて言ってる余裕はない。
どんどんパンパン 迫力あった。プー子の小さなお胸はドキドキした。これこそ夏よね。水ようかんが食べたくなった。新しい浴衣もほしい。
夏がおわっていくんだと思った。
ところでどうして革命記念日には、特別なお菓子がないのかしら。プー子だったら、奇麗な色のゼリーをすすめるわ。ソワレのゼリーポンチみたいなの。トリコロールにして、商標登録して、大々的に売り出すの。シロップの種類を変えられるようにして、ヴァリエーションもつける。ゼリーで足りない人は、ドーナツ付きのセットも頼めるようにする。ビールにもあうように、微炭酸ゼリーにする。シャンパンゼリーなんてどうかしら。食べたいわ、食べたいわぁ
2010-07-14
プー子、モロッコをゆく
6月の中ごろ、プー子たちはモロッコを旅した。
モロッコといっても、いたのはほとんどマラケシュ。
南の方の古い街で、壁が赤い土でできているから、赤い街と呼ばれている。アトラス山脈がすぐ近くにあって、そのむこうはサハラ砂漠だから、とっても暑くて乾燥していた。お肌のお手入れが大変だったけど、プー子は若くてぴちぴちしているから、持ちこたえた。
マラケシュってのは不思議な街で、旧市街は迷路みたい。行った道を戻るのも難しい。日差しがとってもキツいから、狭い路地にはゴザみたいな屋根がある。
車もロバも馬も働いていた。働いていないのは、観光客とモロッコの男性ぐらい?
マラケシュでは、もう亡くなっちゃったけど、プー子のお友達のイヴ・サン・ローランのお庭に行ったり
アトラスの渓谷に行ったり
ザ・モロッコ!て感じの古い宮殿に行ったりした。
もちろんミントティーも沢山飲んだ。とっても甘いの。
だけどプー子、マラケシュにいた間は、少なからず胸が痛んだ。
街中には親切に見せかけてぼったくろうとする人が多くて、客引きがとてもひどかったし、観光客はかたまって歩いて、すごく失礼な目でじろじろ見てるし。同じ街なのに、全く違う人たちの全く違う世界があって、悲しかった。
でもそれは昼間のはなし。
夜になるとすごいのよ。フナ広場という大きな広場があるんだけど、ここに屋台が沢山出る。わいわいがやがや、とっても陽気で賑やか、もう観光客もへったくれもない。たぶん。
なんでもかんでも行き来しちゃう広場で、プー子、踊るヘビもみたわ。しかも信号が一個もないの!カオス!プー子も走った!ノーヘルでバイク二人乗りしちゃった!ひゅーほー!
これはジンセンっていう生姜のあまーい飲み物と、これまたあまーいモロッコのお菓子。
なかなか難しい国だと思ったけど、やっぱり楽しかったわあ
中には、ほんとうに親切にしてくれた人もいたし、そういう心温まるの、プー子好きだわ。いわゆるプー子の家族に乾杯、よ。
あーあ、しばらくはいいけど、またいつかそのうち行きたいな。今度はフェズに行きたいわ。
おまけ。これはイブサンのお家のジュース。とってもおいしかった。
モロッコといっても、いたのはほとんどマラケシュ。
南の方の古い街で、壁が赤い土でできているから、赤い街と呼ばれている。アトラス山脈がすぐ近くにあって、そのむこうはサハラ砂漠だから、とっても暑くて乾燥していた。お肌のお手入れが大変だったけど、プー子は若くてぴちぴちしているから、持ちこたえた。
マラケシュってのは不思議な街で、旧市街は迷路みたい。行った道を戻るのも難しい。日差しがとってもキツいから、狭い路地にはゴザみたいな屋根がある。
車もロバも馬も働いていた。働いていないのは、観光客とモロッコの男性ぐらい?
マラケシュでは、もう亡くなっちゃったけど、プー子のお友達のイヴ・サン・ローランのお庭に行ったり
アトラスの渓谷に行ったり
ザ・モロッコ!て感じの古い宮殿に行ったりした。
もちろんミントティーも沢山飲んだ。とっても甘いの。
だけどプー子、マラケシュにいた間は、少なからず胸が痛んだ。
街中には親切に見せかけてぼったくろうとする人が多くて、客引きがとてもひどかったし、観光客はかたまって歩いて、すごく失礼な目でじろじろ見てるし。同じ街なのに、全く違う人たちの全く違う世界があって、悲しかった。
でもそれは昼間のはなし。
夜になるとすごいのよ。フナ広場という大きな広場があるんだけど、ここに屋台が沢山出る。わいわいがやがや、とっても陽気で賑やか、もう観光客もへったくれもない。たぶん。
なんでもかんでも行き来しちゃう広場で、プー子、踊るヘビもみたわ。しかも信号が一個もないの!カオス!プー子も走った!ノーヘルでバイク二人乗りしちゃった!ひゅーほー!
これはジンセンっていう生姜のあまーい飲み物と、これまたあまーいモロッコのお菓子。
なかなか難しい国だと思ったけど、やっぱり楽しかったわあ
中には、ほんとうに親切にしてくれた人もいたし、そういう心温まるの、プー子好きだわ。いわゆるプー子の家族に乾杯、よ。
あーあ、しばらくはいいけど、またいつかそのうち行きたいな。今度はフェズに行きたいわ。
おまけ。これはイブサンのお家のジュース。とってもおいしかった。
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