2014-01-20

ボクと小鳥とリバーサイドホテル王

みなさんこんにちは

ボクたちはしばらくトゥールーズとボルドーを行ったり行ったりしていたけれども
今週からは、また本格的にボルドーです。


1月になって、なんとなくのんびりした冬です。
小鳥用のご飯は今3種類あって、
落花生の脂と、種ボールと、ひまわりの種です。
どれも小鳥たちに人気だ。




落花生の脂のかたまり。
窓の向こう側に、
しっぽが見えるのがわかりますか

しっぽの主はアオガラでした。
ボクはアオガラがお好き。

アオガラは、食欲旺盛で
よくやってくる。







こちらはシジュウカラ氏。


シジュウカラはボクと目があったら
向かいの公園の樹まで一目散に逃げるけど
アオガラは、屋根の上とか
下の階のテラスとか
すごく近いところに
モウシワケ程度に避難するだけで、
しばらくするとすぐに戻ってくる。


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ところで今年のボクは
起業しようと考えている。








ボクはすでに、
プーしおり製作所、
プ砂糖之義製菓、
プーエアラインなどなど
他はちょっと忘れたけれども、たくさんの企業を経営している。

それで今度は、ホテル業に乗り出そうと思っている。

ボクの理想のホテルはこうだ。

まずホテルの駐車場は有料。
ホテルの部屋はすべて東向きで、カーテンも有料で貸出。
部屋のベッドにお布団はなくて、それも有料で貸出。
トイレを流すのも、コイン制。
シャワーは5分ずつのコイン制。お湯は温度調整がしにくいようにしておく。
5分のうち1分間は温度調整にあててもらいたい。
チェックアウトは翌朝5時で、延長は有料でうけたまままわります。

それから、ボクは、気が向いたら、リバーサイドホテルを歌いたいので
ホテルは川沿いに建てることにしよう。
ボクのカラオケも、聞こえた時点で、もちろん有料。
「チャンスは自分でつかむのよ!」byプー子ちゃん

このホテルは、なかなか繁盛すると思う。
痒いところに手がとどく、その名も、いこいの宿・プー。
ボクは自分で自分のビジネスの才能が怖くなってきた。
ホテルはリバーサイド 川沿いリバーサイド♪

2014-01-10

ボクと年越しと小鳥の身分社会

みなさん、明けましておめでとうございます。
もう年が明けてだいぶ経ったけれども、まだ幕の内弁当なので、おめでとうございます。

ボクたちは休暇をトゥールーズで過ごして
一昨日、ボルドーに帰ってきた。

年越しの瞬間は、ピエールおじさんの実家のサン・ゴーダンスにいた。











日本にいると、年越しの緊張は感じるけれども、フランスではあまりない。
大晦日はは夜9時ぐらいから、ゆーっくり食べ始めて
日付の変わる瞬間も、まだテーブルにいた。
フライングして、2013年のうちからシャンパンを開けた。
そうして真夜中が近づいても、誰かが
「壁にかかっているあの時計は精確かなあ」というくらいで
なんの緊張感もなかった。
おじさんのお父さんの腕時計が精確だというので
おじさんのお父さんが10からカウントダウンしてくれたけど、
周りの大人は別のことを話していて、全然聞いちゃいなかった。
そうこうしているうちに年が過ぎて、眠気がおそってきて、
歯を磨いてお休みと言っているあいだに、遠くから爆竹の音がたくさん聞こえた。
もしかしたらあれが新年の瞬間だったのかもしれない。

1月1日ものんびりした日だった。
フランスではクリスマスのほうが大事なので、年明けは間延びしている。

1月1日は、朝から快晴だった。

緊張感のない鴨の集団


緊張感のないネコ

おじさんの実家で飼っているネコで、
プーペットという名前だそうだ。
音だけだと、フランス語で
Pooh(プーが) pète(おならする)
と同じだ。音だけ。



後ろに写っているのはピレネーの
Pic du garです。







テレビで、イタリアのフェリーチェ劇場のニューイヤー・コンサートを観た。
イタリアだからか、歌手が来て、オペラの抜粋が多かった。
着物を着た日本人は一人もいなかった。

テレビはえてして面白くなくて、これは日本と同じだ。
ボクたちは、チャップリン映画を観た。


1月2日はボクのお誕生日だった。
毎年恒例でウィーン・フィルがハッピーバースデーを演奏しにきた。
ミチコちゃんから電報も来た。
ボクは、今年はマンゴーのケーキとブラックベリーのケーキを食べた。
それからガレット・デ・ロワも食べた。しっかりフェーヴをひいて、王様になった。
エセル卿はやさしいので、エセル卿のぶんのケーキもボクにくれた。

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ボルドーに帰ってきたら、また小鳥たちが餌を食べにきてくれるようになっていた。
バカンスの前に設置した落花生の脂が功を奏したようだ。
シジュウカラとロビンもやってくるけど、
とくにアオガラが、落花生が好きらしいので、たくさんやってくる。
ボクは久しぶりのアオガラで、嬉しい。
やっぱり、今までの種ボール(野鳥のえさ)だけでは、飽きたのかもしれない。
ボクだって、毎日みたらしだんごを食べるよりも、
今日はみたらし、明日は草だんご、
明日のお昼は花見団子、明日のおやつは歌舞伎団子…と変化があるほうがいい。
ああ、だんごが食べたい。


そういえば年末に、エミリーのお父さんが面白いことを教えてくれた。


小鳥の社会は、相当な身分社会らしい。
体調20センチ未満の鳥たちのあいだでは、
一番えらいのは、ゴジュウカラだそうだ。
なるほどゴジュウカラはいつも樹の幹の上で見かけるけれど、
ほとんど地面に降りてこない。





つぎにえらいのが、シジュウカラ。
その次の次ぐらいが、アオガラ。

それから色々あって、一番の下っ端が、あの可愛いロビンだそうだ。
ロビンは、他のみんなが餌を取り終わったあと、やってくる。

たしかにロビンは人間の近くでよく見かける。地面にもよく降りてくる。
ボクは、それはロビンが人懐こいからだと思っていたけれど、
かわいそうに、そうするしかなかったのだな。
ロビンは、まるでボクみたいに謙虚だ。


インターネットでひろってきた
ロビンの写真

フランス語ではrougegorge
(赤ノド鳥)

イギリス人はこの鳥が大好きらしい。


http://lunivers-des-animaux.e-monsite.com/pages/les-oiseaux/le-rouge-gorge-familier.html

とにもかくにも、2014年もまだボクはしばらく
暖かくて安心なアパートの中から
窓の外の小鳥たちをぬくぬくと観察されるおつもりです。
ボクに幸あれ、プー族に幸あれ、ついでにみなさんに幸あれ。

2013-12-30

プー子、フランスでスキーする

こんばんは、プー子です。
プー子は、ただいまクリスマスのバカンスを満喫中。

クリスマスはトゥールーズで過ごした。
トゥールーズのライトアップは去年と同じ、綺麗です。

「クリスマスおめでとう」というフレーズは日本語として座りが悪いと思う。
なぜなら、何がおめでたいかよくわからないからだ。
それで「メリークリスマス」のほうがよく言われているのだけど、
12月25日がイエスの誕生日でないことは文献学上からも明々白々の事実なので
メリークリスマスって何ていう意味なのかなあ、と思う。
美味しいものたくさん食べてね!ていう意味なのかなあ。
お兄ちゃんに訊いたけど、お兄ちゃんは曹洞宗の送料なので、
クリスマスのことは、わからないらしい。
とにかくプー子たちは、24日の夜はミラノ風仔牛のカツレツを
25日のお昼は豚フィレのビール煮込みを食べました。
ちょっと手の込んだスペシャルな料理を食べるのが、クリスマスってものらしい。



恋人がサンタクロース、だと色々厄介。



クリスマスが過ぎると、膨れ上がった風船が破裂したように、
のんびりした日々がやってくる。
プー子は、年々、このクリスマス後の冬のほうが好きになってきている。

先週末は、エミリーのご両親のおうちにお泊りさせてもらった。
静かな田舎で、プー族は日頃のご公務から開放され、ゆっくり羽根を伸ばした。













そして今日、30日、プー子は、ピレネーに日帰りスキーに行った。
お兄ちゃんは、昔はモーグルの第一人者だったのだけども、
最近は怪我をしてはいけないということで、お留守番だった。
プー子はダウンヒルとジャンプが得意、フランスで初めてのスキー!
ダンサーのアズサさんとユウタさんと一緒に行った。

最初は車で行こうかとも言っていたけど、結局、電車で行くことにした。


朝の7時半、
まだ暗いトゥールーズの駅を出た。









スキー場のふもとの駅まで、2時間弱。
そのあいだ、続々とフランス人たちが電車の中でスキーウェアに着替えていった。
なかには、トゥールーズの駅から完全装備だった強者もいた。

そして終点、Ax les thermesの駅についたころ、
プー子の周りはみーんな、スキーウェア…

あとでわかったけれども、スキー場には更衣室がなかった。
ロッカーも少ししかなかった。
だから、電車で行く日帰りの人たちは、最小限の荷物しかもっていきたくないのだ!
スキー場では、少なからぬ人が小さなリュックを背負って滑っていた。
プー子は、日本のいたれりつくせりのスキー場しか知らなかったので、
ちょっとカルチャーショックでした。

でもこのスキー場、何よりもびっくりしたのは、
とにかく山の中にある巨大スキー場だったということ。
リフトを乗り継いで、奥の奥まで進んでいったけど、まださらにスキー場があった。
その頃には、365度どこを見渡しても、ピレネーの山、山、山。
日本とは、全然、規模が違う!!

今は学校のバカンスなので人が多かったけど、
それでも滑るところはたくさんあった。


上のほうでは、
全方位、こんな景色だった。


標高2200メートルでございまーす

奥にギザギザしている山は
いかにもヨーロッパの山の形だ。

なだらかな日本の山とは
一味も二味も違う。






スキーとスノーボードは、8:2ぐらいで、スキーのほうが断然多かった。


ゲレンデのカフェテラスで
滑るプー子に釘付け。
プロの選手もコーチも出る幕がないわ。
ホッホッホ








でもまあ、プー子のみたところ、雪が重たかったので、
人工雪も混ざっていたと思う。
電車の駅からスキー場の登り口までは、ほとんど雪が積もっていなかったし。
1月や2月にもっと積もるのかな。

帰りは本当は、雪山を見上げながら露天風呂に入りたかったけど、
フランスではそうもいかないので、バーでビールを飲んだ。


とにかくフランスで初めてのスキーは、驚きの連続だったけれども
やっぱり雪にエッジをきかせて滑るのは、たまらなく楽しかったです。
これで、プー子は、よい年を迎えられそうです。


追記:
スキー場では、コースの外を滑っている人を沢山みた。
あたかもコース外がコースであるかのようだった。
さすが、フランス人は、何ごとも、禁止されるとやりたくなるのだなあ、と思った。

プー子は、スキー場の定番ごはん、カレー&ラーメンが食べたかったけど、
やっぱりそれはなかったので、ゲレンデのテラスでサンドイッチを食べた。