2017-03-04

ボクと世界旅行のマドレーヌ

こんにちは、ボクです。

昨日は3月3日。ひなまつりで、エセル卿の誕生日だった。
エセル卿は色々あって、今は日本にいるけれど、
ボクたちが、お菓子を食べる日エセル卿の誕生日を忘れるはずがない!

今回は、色々まよって、Au fond du Jardinのマドレーヌにしました!
じゃじゃん!



おーい、エセル卿!
ボクたちだよ!
見えますか?








Au fond du Jardinとは、知る人ぞ知る、知らない人は知らない、ストラスブールの有名な喫茶店だ。ヴィクトリア朝のイギリス風を気取っている。一歩お店に入ると、エルキュール・ポワロの世界だ。シーズンごとに内装を変えている。今回は、天井に桜みたいな花が色々と飾ってあって、ショウウィンドウには四葉のクローバーのマドレーヌがあった。こういう、別の世界に入ったような感じが、このお店が受ける理由のひとつだと思う。

このお店は、とくに、マドレーヌが有名だ。
「世界旅行のマドレーヌ」というシリーズがあって、シーズンごとに、それはそれはきれいな細工のほどこされたマドレーヌが売りに出される。

今回ボクたちは、エセル卿のために、ここのマドレーヌを買いに行って、エセル卿のために、ここのマドレーヌを食べた、ってわけさ。エセル卿のことを考えながら食べたよ。

お茶のブレンドも、全てを書き出せば万里の長城が埋まるほどの長いリストがあるらしいけど、ボクはお茶はまだ試したことはない。

とにかくマドレーヌ、マドレーヌ。
じゃじゃん!

緑のが、マラケシュの朝(たぶん)をイメージしたマドレーヌ。緑茶ベースに、ミントとココナッツの香りがする。

そこから時計周りに行きましょう。
オレンジのが、朝焼けをイメージしたマドレーヌ。オレンジフラワーと柑橘類で香りづけ。

次が、ボクの書いた『オリエント急行殺人事件』にインスピレーションを受けたマドレーヌ。キャラメルとコーヒーの香りで、どことなくシガーを思わせるマドレーヌ。



そして、ライラック・ラヴェンダーというマドレーヌ。ライラックとラヴェンダーだけでなく、バラの香りもしていた。見た目によらず、さわやかな味だった。

次が、ヴァニラ・グリオット。グリオットというのはサクランボのことです。これはかなり王道のマドレーヌ。

最後が、エロスという名前だそうで、チョコレートとフランボワーズと、たぶん胡椒の、ちょっとスパイシーな、不思議な味でした。



ボクは、ライラック・ラヴェンダーと、朝焼けと、オリエント急行が気に入ったなあ。
マドレーヌはおいしい。とくにAu fond du Jardinのマドレーヌは、見た目も宝石みたいだ。いつも人がいっぱいだけど、やっぱりおいしいマドレーヌは、たまらないなあ。
来週もエセル卿の誕生日だといいなあ。

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