2015-01-26

ヒヤシンスのにほひ、水仙のにほひ

みなさんこんばんは、プー子です。

昨日の日曜日は気持ちよく晴れていた。

朝、マルシェでミカちゃが、ヒヤシンスを買ってきた。

今年の夏に引っ越してから
プー子たちの植物は
急にすべて枯れてしまった。
とても悲しかったけど
プー子たちはそんなに長く
ボルドーにいないから、
次の引越しのことも考えると
新しく植物を迎える気になれなかった。



でもヒヤシンスは、どうしても、あの匂いがこいしくて。
それに今から春先までなら、プー子たちも
だいたいボルドーにいるし、いろいろお世話できる!

それで、ついにお迎えした、ヒヤシンス。

今はまだ蕾。早く咲いてほしいなあ
プー子は、ヒヤシンスのにおいが大好き。



午後、気持ちがよかったので、
貸し自転車を借りて、市内をブイブイいわせることにした。

日差しは暖かいけど、風は冷たいので、手袋をして、帽子を被った。
寒い中、自転車をこぐと鼻水が出るって、プー子は知っているから
ポケットティッシュもたくさんもっていった。

いつも歩いている道を、自転車でスイスイ行くのって、気持ち良い!!!
風をきっている感じが、とっても自由で、楽しい。
あー自転車、たのしい。


行き先は、いつもの公園。

いつもはトラムで行くけど
自転車で行くと、なんだか
とっても満足した気分。

枝がこんなに複雑だって わかるのも
冬だからだ。小鳥のみなさん、
巣が丸見えですよー



湖は水抜きをしている最中だった。
湖底を歩く水鳥たちは
少し間抜けだった。







それからプー子は、
この公園には、
水仙が自生しているんだと
思い出して、見に行った。
そしたらやっぱり、
早咲きのがいくつか咲いていた。


クンクン

 ムッハー

プー子、水仙のにおい、大好き。

クンクンクンクン…


こちらはスノードロップ



春が近いかな。






いつもの公園も、
自転車で行くとなんだか新鮮。
プー子たちは、大満足で公園をあとにした。



こちらは、一月恒例の
廃棄された樅木。

クリスマスツリーは本物志向の
フランス人たち。
いらなくなったツリーは
ツリー捨て場へ…
樅木も、いいにおい。


帰り道は
ガロンヌ側沿いを通って帰った。



ボルドー、ボルドー、
明日からだんだん暖かくなりまーす





2015-01-21

プー子、どーもくんを保護する

こんばんは、プー子です。


2015年も、プー族をよろしくおねがいします!


プー子たちは、怒涛の日本滞在を終え、
トゥールーズに行ったりボルドーに行ったり
またトゥールーズに戻ったり、サンゴーダンスに行ったり、
その足でボルドーに戻ったりした。

気がつくと、ボルドーの町では
クリスマスのイリュミネーションが除去されていた。
空が急に広くなったような気がする。

プー子は、毎年1月が好き。
12月のせわしない感じがなくなって、急にゆったり明るくなる気がする。
世の中が陰から陽に転じた気がする。




これはトゥールーズの写真。
空気はまだ冷たいのだけど
日差しはポカポカ暖かい。


落ち着いた冬って感じがする。
やっぱり冬至があけると
空気が違う。玲瓏としている。





ガロンヌが平和。










朝方、霜の降りるサンゴーダンス











最近、ちょっとした事件があった。
土曜日の朝、マルシェにでかけようとしたミカちゃんが
うちの玄関ドアで、ある人を発見した。

その人とは…





どーもくん!!!

保護されたどーもくん。








買い物かごの中で
野菜に押しつぶされそうになる
どーもくん。










どーもくんは、NHKのキャラクターで
もうかれこれ15年ぐらい口を開けっ放しにしている。
15年もいるから、モミーより古株だ。
いつもおかあさんといっしょの舞台に出ては、
本当は政権批判をしたいのだけども、
アベフレンド・モミーの陰謀で、道化の役回りを演じさせられている。

そのどーもくんが、どうしてトゥールーズのサンセルナン広場に落ちていたのか…

おそらく落とした人は日本人なんだろう。
とりあえず、どーもくんは、うちで保護したあと、
汚かったのでお風呂に入ってもらった。
相変わらず口は開けっ放し。
事情聴取をしても、「どーも」しか言わないので埒があかない。





野菜で何をするかというと
野菜スープ。
フランス料理の冬の大定番。

野菜を細かく切って、
クタクタになるまで煮たあと、
ハンドミキサーで、まぜる。






ハンドミキサーって、こういうの。
お鍋につっこんで、ガーってするだけ。





野菜の形がなくなれば、
塩で味を整えて
できあがーり。









作り方はとっても簡単だけど
野菜の種類を変えれば、味もどんどん変わるので、飽きない。
このときは、二種類のカボチャとネギと蕪のスープだった。
野菜の味が、とってもおいしい。
冬の贅沢、野菜スープ。
プー子は、保護したどーもくんに、とりあえずこのスープを食べさせた。





(1月のピレネー山脈。
今年は雪があまり積もっていないらしい)


2015-01-16

ボク、24歳になる。

ボクです。24歳です。
あけましておめでとうございます。
今年もプー族のブログをよろしくお願いします。

年末年始のボクたちは、まことにお忙しかった。
日本へお里帰りをされたのである。
ボクは1月2日で24歳になられた。年男だ。


これは、
帰る直前のボク。
トゥールーズのクリスマスの
ライトアップは、ここ数年
とても綺麗だけど、
さらに毎年グレードアップしている。






日本では、足立美術館に行ったり











出雲大社に行ったり…











初詣の伏見稲荷

(ボクは1月2日で24歳になられた。
年男だ。)

あ、こちらは
あ、三十三間堂〜

ボクは二十四歳〜 の瞳〜


こいしの
わらびもちとクリームあんみつ

和菓子は、
洋菓子とちがって
バターが入っていないから
ほっこりするなあ

だけどボクは、こいしの飴ちゃんは苦手。



安芸の宮島










日本にいるあいだ、ボクは一生懸命観光したのに、
プー子ちゃんは毎日昼まで寝ていたから
あんまり観光していなかった。

旅行が終わってみると
ボクは観光疲れしていて、
プー子ちゃんはゆっくりしたというから
ボクはプー子ちゃんのやり方のほうが
賢いんじゃないかと思われた。
やっぱり21世紀生まれはちがうな。
ボクは18世紀生まれ。


観光していい目を見たのは、
お菓子に関してだ。

できたての
もみじ饅頭を食べた

焼き芋餡で、とってもおいしかった。





ボクたちは、お年始に、おばあちゃんからお年玉をもらった。
金額は書かないけれども、ボクは参千円、プー子ちゃんは 弐千円もらった。
ボクは、ちょっとだけ、年の功を感じた。
(ボクは1月2日で、24歳になられた。年男だ。)
そしたらプー子ちゃんが、このお年玉はプー族の共同基金にしようと言ってきた。
共同基金にすると、ボクは損をする気がしたけれども
プー子ちゃんに逆らうと怖いので、その場ではオッケーと言っておいた。
ボクはそこで、実際にボクがこの共同基金でお菓子を買うときには
プー子ちゃんには値段を水増しして報告してやろうと思っている。
こういうのも年の功だ。
こういうのを「横領」というらしい。
「横領」って、ちょっと大人になった気分だ。

お誕生日には、大きなあまおうの苺大福を食べた。

それから、もう桜餅とうぐいす餅があったので、
それを食べて、あとは花見団子も食べた。
これはお年玉でみんなの分を買ってやったのだ。
このときは、水増し会計するのを忘れてしまった。



(厳島神社のボク)













厳島神社に行ったのは
年末なので、このときのボクは
まだ23歳。

こうやって写真を見ると、
このころのボクはまだ若造だなあ。
若くって、照れちゃうぜ。
ボクは今や24歳。






厳島神社となり・千畳閣のボク。








豊臣秀吉が建てたんだそうで
厳島神社を見下ろす高台に立っている。
全く世の中には
奢った人間というのもいるんだな。

この日は暖かくて
ボクは日向ぼっこをした。
ボクは謙虚
他人に気を使うといえばボク。

ひとつ残念だったのは、出町柳のふたばが1月8日まで休んでいたことだ。
ボクたちの日本滞在は8日まで。
ボクは年末に豆餅を食べたけれども、ついに歌舞伎団子を食べることができなかった。
とてもお辛い。お辛くって、涙が出ちゃうので、
だれか歌舞伎団子を送ってください。




こちらは、
忘れられない
宮島の焼き牡蠣。

ボクは昔ニースで、
生牡蠣の美味しさなるものを
学んだけれど、今回は
宮島で、焼き牡蠣のおいしさを覚えた。
どちらかというと、焼いた方が好きかもしれない。