2014-07-25

ボクと北陸・信州の旅

こんにちは、ボクです。

ボクは、少し前から日本に一時帰国なさっている。
日本に帰ってきてからすぐ、ボクたちは
北陸三県と長野をめぐる旅をした。




まずは金沢。
洋行帰りのボクたちには、
見るものすべてが珍しい。

金沢駅の凱旋門。

金沢の百番街はちょうど
新装開店したばかりだった。

クリームあんみつがおいしかった。


もちろん、きんつばも
柿の葉ずしも食べた。

ボクたちは、
金沢の北にあるかほく市に泊まった。

駅前にコンビニもなくて
のどかなところだった。


ボクと西田さん。

ボクは西田さんではないから
それゆえに西田さんであって、
したがってだんごが食べたい。

これはひとつの真理で、宇宙は団子だけれども、これがわかる人は、少ない。
坊さんの話は、わからないから、ありがたいのだ。
ボクは曹洞宗のえらい僧侶だ。



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それから富山のオヤマ神社に寄って、白えびを食べて、それから長野に行った。



長野といえば、お蕎麦と
わさびと野沢菜だ。









今年のブルーベリーは大粒だと聞いていたので、
ブルーベリー狩りをしたかったのだけど
なんでも毛虫が大量発生しているらしかった。
それでボクたちは、ブルーベリーは、狩らずに、道の駅で買ったのを食べた。
それでも、粒によって、甘かったり酸っぱかったり、
色々な側面からブルーベリーを味わえて、とても美味しかった。


この写真は
道の駅の野菜売り場の、とうがん。
とてつもなく大きくて、
ボクの身長の5倍以上の重さだった。

この辺の人は、野菜を買うときは
スーパーで買わずに
道の駅で買うと聞いて、
ちょっと南仏のボクたちみたいだと思った。
ボクたちは、マルシェで野菜を買う。



やっぱり野菜は、朝取りが断然おいしい。
とうもろこしも、甘かったなあ。


それから、新潟県の火打山に登った。
といっても、登山中は、ボクはリュックサックの中で団子を食べながら寝ていて
景色のきれいなところを通りかかったら、リュックの外に出る。
やっぱり登山は、楽をしなくちゃいけない。
苦しいところは人任せ、ボクはおいしいところだけを、味わうのだ。


途中の水場。絵に描いたようなマイナスイオンだ。
マイナスイオンはプラスイオンにあらずして、ゆえにプラスマイナスゼロイオンである。



道中の樹は、曲がったのが多かった。
雪の重みでこうなるらしい。


うぐいすが鳴いていた。
それから、つがいのウソも見た。
噓じゃない、本当だ。
火打山は百名山に入っているそうだが
登山客はそれほど多くなかった。

毛虫のせいで、熊の食べ物がなくて
今年は熊が人の近くまで
出没しているらしい。
ちょっと、おっかなびっくり。
ボクたちは、口笛を吹いたり、
鈴を鳴らしたりしながら歩いた。

頂上までは行けなかったけど、
その手前の天狗の庭というところに行った。

標高21000メートルにある
おおきな湖で、高山植物が生い茂っていた。


信州は涼しかった。
いま、大阪に帰ってきて、ボクはちょっとバテ気味です。
今日25日は天神祭で花火が綺麗なのだけど、
あまりにも暑くて外に出る気になれないから、テレビで見た。

2014-07-09

ボクとつきないアパートの問題

こんばんは、ボクです。
今週は涼しくて、25度もない。

先日、ブログに、ボクが花子とアンと太郎にはまっていると書いたぐらいから
ちょっと花子とアンと太郎のドラマがつまらなくなった。
つまらなくなったというか、話の展開が雑になった。
ボクはいま、花子と村岡印刷よりも、顔オバケと帝大生よりも
石炭王と宇田川先生が出てくるのが楽しみです。

ボクたちは、先週ひっこした。
ボルドーの大好きだったアパートを引き払って、
同じボルドー市内の新しいアパートに引越した。

前のアパートを引き払うときに、
ボクたちを追い出した不動産屋のおばさんが点検にやってくるというので
ボクはひとめ強欲ババおばさんを見ようと、ミカちゃんの鞄に隠れて、こっそり見た。
この点検で、アパートに入ったときと出たときとを比べて、
何か壊していたりしたら、墨で顔に×マークをつけられるのだ。

おばさんは、想像に違わず強欲だった。
少しでもホコリをみると、掃除してない!と連呼していた。
ボクたちが一度も使わずに棚にしまっていた備え付けの枕を見て、
枕カバーを洗ってない!と叫んでいた。
ボクは、もう、ここまでくると、こんな人もいるのだなあと感心してしまった。

でもボクのマジカルハンドパワーのおかげで、
なんとか×マークは逃れることができた。



お別れの日の、ボクたちのアパート

お花が沢山咲いて
ボクにさようならを言った。

ボクは、他のアパートを見下せる
この眺めが好きだった。






なんとか引越した新しいアパートは、問題がいっぱいだ。
おひとよしのミカちゃんは、新しい不動産屋のおじさんに早速だまされたようで
静かな部屋だといわれて、トラムの沿線沿いの部屋を借りてしまった。
このトラムが、昼はいいけど、夜と早朝に、うるさい。
上りと下りをあわせると、およそ7分に一度はトラムが通るから、落ち着かない。
おかげでボクたちは、スイミンスイミンスイミンスイミン睡眠不足、だ。

おまけに汚い。
前の住人が殆ど掃除らしい掃除をしていかなかったのもびっくりだけど、
そんなに汚い部屋を汚いまま貸してきた不動産屋にもびっくりだ。
よくみると、色々なものが壊れていた。

ボクは、眼下を通るトラムが憎くてしょうがない。
そのうち手榴弾を投げようかと思っていたけど
エセル卿が、あぶないというので、古くなった卵でも投げてやろうと思っている。

もしかしたらもう一回引越をするかもしれないので、荷物はあまりほどいていない。
とりあえずトゥールーズに帰ってきて、静かな家で、
トラムの恐怖から解放されて、ほっとしている。
来週から日本だ。