ボクはお元気です。
旅行中は毎日晴れていた。
暑すぎず、寒すぎず、風にも負けず、プー族のおかげです。
この旅は収穫の多い旅だった。
途中でたくさんの人と出逢って、
たくさんの美味しい物をたべて
たくさんの美しいものを観た。
ボクはもうイタリア語のジェスチャアがペラペラだ。
(写真はイタリアのマンマにならった手作りニョッキ)
ローマとフィレンツェに滞在したのだけど
ローマはなんとなくごちゃごちゃした印象
だけどフィレンツェの街は、
観光的なのに落ち着いていて
ボクたちは大層お気に召しました。
でも今はどっちの街も、友達の住む街、また行きたいです。
こちらはフィレンツェの
サンタ・マリア・デル・フィオーレ
ブルネレスキが設計した
まんまるの屋根が有名な、大聖堂です
ミケランジェロ広場からの眺め
この街で
プー子ちゃんとミカちゃんは
毎日フレスコ画を見て歩いていたそうですが、
ボクは足が疲れるとイヤなので
神曲という浪曲を書いていました。
言い忘れたけどボクはフィレンツェ生まれ
今、ボクの生まれた家は美術館になっています。
ローマの遺跡も行った
春草や つわものどもが 夢のあと
ヴァチカンでは、ホーオーサマのミサを聴くことができた
普段は日曜日にミサをしているのだけど
そのときは大きなサンピエトロ広場が人で埋め尽くされるらしい
だけどボクたちが行ったのは水曜日
たまたま、なんだか知らないけど、ミサがあったのです
10時半に始まる予定だったけど、
10時45分ぐらいに、オルガンの音にあわせて
カートに乗って、ホーオーサマが登場。
お手振りしながら広場をゆっくり一周
プー子ちゃんは、ペ・ヨンジュンみたいな登場だと言っていた。
ボクは、
ホーオーサマがお手振りしながら車を運転してるのだと思って
事故りゃしないかと気が気じゃなかった。
けれども近くまでカートが来たら、
ちゃんと専属運転手がいるのが見えたのでホッとした。
プー子ちゃんに、
ホーオーサマを見ると寿命が延びるんだよと教えながら、
ボクは慌てて、お願いごとを3回唱えた。
ホーオーサマは7カ国語ぐらいを話していた。
どの話も長かった。同じ話だった。歌もうたっていた。
ところがどっこい、
トゥールーズに帰ってみると
日本から桜餅が届いていた!
ボクは、ホーオーサマを見ながら
「桜餅を食べられますように」とお願いしたのだ!!!
東ハトのオールオサツまで!!!
ボク、これ大好きなのだ!!
なんてこった、こんなに早く食べられるなんて
柏餅もお願いしておけばよかった。
そういうわけでボクはいま熱心な曹洞宗の僧侶ですけれど
カトリックに回心してしまいそうです
******
トゥールーズに帰ってから、劇場で、
モーツァルトの『皇帝ティトの慈悲』というオペラを観た。
これはローマ時代のお話
ついこないだ見たローマの遺跡が舞台だったので
なんだか面白かったです
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