4月のフランスは、お天気が不安定。
一日のあいだに何回も、雨が降ったり、青空が覗いたりする。
その雨というのも、強烈な通り雨だったりする。
フランスでは、
「4月は糸一本も脱ぐな、5月になったら好きにしていい」
という諺があるぐらい、4月は不安定です。
とはいっても、雨上がりの石畳が
お日様の光を受けてキラキラしているのは
この時季ならではの光景。
プー子は、これが結構すき。
南仏は、
アスパラガスがそろそろ終りで、
ライラックや藤の花が見頃です。
山本富士子、峰不二子、プー子。
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先週末のことだけど、プー子たちは、パリに行った。
今回は、プー子の発表と、ミカちゃんの発表だった。お兄ちゃんは便乗。
(ボルドー近くの、車窓から)
実は今月の初めに、プー子は、学者になることに決めた。
それで、今回のパリが初めての発表、学者デビューだった。
お題は、
「バナナは焼いたら美味しいか」
ミカちゃんはイナルコで発表、
プー子は、イナルコの隣のイナワシロコで発表。
大盛況だったわ。
発表のあとは、オペラ座のバレエを観たり、
ひっっっっっさしぶりにルーヴルに行ったりした。
でもプー子たちにとって、パリとは、プチ・ジャポン!
無印に行って、ユニクロに行って、ブックオフに行って
ジュンク堂でしょ、シュウウエムラでしょ
サダハルアオキ!
パリには、日本のお店が多い
住んでいる日本人も多いし
フランス人の受けもよくて
すっかり馴染んでいる。
プー子たちだって
普段は南仏で優雅に暮らしていても
たまには日本製品が恋しくなる。
それでパリ=プチ・ジャッポン巡りというわけ
「ひぐま」というのは知る人ぞ知る
パリの日本風中華料理?屋。
ラーメンとか焼き餃子とか
中国で食べる中華料理じゃなくて
日本で食べる中華料理を置いています。
プー子はチャンポンラーメンを食べた。
ながさき〜
夏は、冷やし中華も食べられます
それから和菓子の「とらや」もある。
なんと今の季節は、桜餅!!!!!
塩漬けした桜の葉っぱをプチっと噛み切る瞬間が
とおおっっても幸せだった。
お兄ちゃんは、一口食べて、感激して気絶した。
桜餅というのは、
春のこの季節にぴったり。
春は、暑くなったり寒くなったり不安定で
桜餅は、 あんこの甘味と桜の葉の塩加減が絶妙。
気分に合うわあ。
そうそう、ミカちゃんが言ってたけど、
レオナルド・ダ・ヴィンチというのは
反対する気持ちを 一人の顔に描くのが上手いらしい。
『受胎告知』の驚きと落ち着きとか
『モナリザ』も笑ってる部分と怒ってる部分があるらしい
プー子には、可愛さと綺麗さがある。
そういうわけで、桜餅というのは
まあ別名、レオナルド餅というわけね。