2018-01-11

プー子、ドイツ語でくじけそうになる。

みなさん、こんばんは、プー子です。
バカンスが終わって、今週からドイツ語講座は始まっています。


この講座は、教科書がないので
出席している生徒によって、レベルが変わる。
だから授業についていくのが精一杯のプー子は
よくお出来になる人は来ないでほしいと思っている。

今週は、一番よく喋れる人こそ来ていなかったものの
よくお出来になるご学友の皆さんがいらっしゃって
先生もドイツ語しかお話にならないもんだから
プー子は聞くのに精一杯だった。

プー子は、他のご学友の皆さんのドイツ語を聞きながら
(この人たちは絶対に、ドイツ語を始めて3年目の人じゃない)と思った。
もしかしたら何年も前からこのクラスに居座っていらっさるのかもしれない。
ちなみにプー子は3年目。

そしたら、ある練習をしていたときに皆さんが
「むかし学校で習っても、忘れるものね」と仰っていて
ほらやっぱりと思った。皆さんは、子供のころ習ったものを
大人になって再びお勉強しようと思って来てらっさるのだ。
子供のころに習っているから、もうドイツ語を聞く耳も話す舌も
ある程度できていらっさるんだ。文法だって一通り終わったにちがいない。
プー子はまだ3年目だから、こんな人たちと比べずに
地道にやっていくぞー、と思った。

思った、矢先...

ある生徒さんが先生に
「ところで先生、私たちはいま
欧州評議会のレベル区分でいうとどのくらいですか」と質問なすった。
欧州評議会のレベルというのはヨーロッパ共通の外国語習熟度のこと。
A1, A2, B1, B2, C1, C2という6段階で、C1がネイティブ並と言われている。

すると先生はおっさった。
「A2後半ですよ」と。

なぬ!!

プー子は、おととし、A1前半を終えた。
去年、A1後半を終えた。
そして今年、A2前半のクラスに登録したはず。
それが、A2後半とな!

プー子は先生に「A2前半じゃないんですか」と確認したけど
先生ははっきりと「A2後半です」とおっさった。

通りで難しいわけだ!
なんでもかんでも既習扱いになっているわけだ!
プー子はいわば、3年生のレベルなのに、4年生のクラスにいるのだ。
ガガガン

たしかにパンフレットには、この講座はA2前半と書いてあったけど
このように出席している生徒によってレベルが変動するクラスなので
よくお出来になる生徒さんがいらっさるから、A2後半になってしまっているのだ...
そういえば、このクラスは難しすぎるといっておばさんが一人辞めていった...

プー子は、一瞬、レベルを下げたり、他のクラスに行くことも考えたけど
去年いたクラスはしっかり学び終えて、今のプー子には簡単すぎるし、
他のA2前半のクラスは、時間割の都合が悪くて通えない。
ここで頑張るしかない...


不思議なもので、A2後半という言葉を聞くまでは
難しくてもなんとかクラスについていけている、と思っていた。
ところがA2後半と聞いてからは、
そりゃ難しくてついていけなくても当然だ、と諦めモードが一瞬頭をよぎった。
昔は物を思はざりけり、だ。


いや、
いやいやっ!
こんなことで負けてはイカーン!
A2後半と聞くまでは、ついていけている実感が、ほんの少しだけど、あったのだ。
だから、ついていけているのだ!

とりあえず来週先生に相談して、
自習レベルアップのアイデアを教えていただこうと思う。
だけど本当に、最近は形容詞とか人称代名詞とか、ややこしい活用がいっぱいで
ドイツ人はほんとにこんなにややこしい活用が自然と言えるんじゃろうか...
プー子は、くじける一歩手前...  いやいや、 いやいやっ!なんのその!

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